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枢木レイさんのブログ

  1. 7/31 (木) 16:50

    お猫様教信者の頭の中

    猫は可愛い。 母性本能をくすぐる可愛い顔に、 赤ちゃんと同じくらいの大きさの体。 可愛い猫はたくさんいるが、可愛くない猫は存在しない。 私は、いつも猫に振り回されている。 寝転んでいる時に、腹にダイブされたり、 お腹が空いたと、早くに起こされたり、 時には、八つ当たりをされたりと、やられたい放題だ。 それでも猫のことを嫌いになることはできない。 むしろ、嫌なことをされればされるほど、 猫に夢中になっていく。 これは、あくまで仮説だが、 猫の飼い主は、トキソプラズマという恐ろしい寄生虫に支配されているという説がある。 トキソプラズマとは、猫を終宿主とし、 多くの哺乳類に寄生する寄生虫だ。 寄生虫の中には、宿主の行動を操作する生物も存在する。 例えば、ハリガネムシに寄生されたカマキリは、水に向かっていく。 それと同じように、トキソプラズマに感染したネズミは、猫に対する恐怖心が薄れて、猫に捕食されやすくなる。 寄生虫が宿主の行動をコントロールするなんて、恐ろしいものだ。 世界人口の1/3は、トキソプラズマに感染しているそうだが、 健康な人間がトキソプラズマに感染しても、 多くは無症状。 妊娠中の初感染が怖いだけで、妊娠前に感染していれば、特に問題はない。 しかし、トキソプラズマが、人間の脳をハックして、 猫好きになるように仕向けているのだとしたら? …全ての辻褄が合う。 実際に私は、猫が何も生み出さない非生産的な生き物であるにも関わらず、 「可愛い」だけで、猫を扶養し、崇拝している。 末期になると、街で風に吹かれているコンビニ袋を見ただけで、 白猫だと勘違いして、追いかけてしまう。 ここまで来ると、治療は不可能だ。 お猫様に人生を捧げる未来が確定する。 私以外にも、世界中に、お猫様教の信者がいて、 恐らく、その人口は、キリスト教信者よりも多いだろう。 お猫様教の信者たちは、猫を我が子のように可愛がり、何をされても怒らない。 みんな、お猫様の幸せのためだけに生きている下僕だ。 そうやって猫は、人間に可愛がられた結果、異常なまでに増え続けている。 兄弟分であるライオンやチーターは絶滅危惧種なのに、イエネコだけは絶好調で、 生態系を破壊してもなお、可愛いと崇められている。 絶滅危惧種であるアマミノクロウサギを捕食するハブは、容赦なく処分されるのに、 猫を処分したら、世界中から抗議される。 猫は可愛いだけで、全てが許されるのだ。 私も生まれ変わったら、猫好きの家に生まれて、悠々自適な教祖様生活を送りたい。

    枢木レイ
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  2. 7/29 (火) 22:05

    メモを取らない若者の言い分

    バイトの大学生の新人の子が、なかなか仕事を覚えてくれない。 先輩は、バイト君にメモを取るように言うが、 何十回言い続けても、メモを取ろうとしない。 同じ若者として、気持ちはわからなくもない。 若者からすれば、新人がメモを取るのは非効率だから、 会社がマニュアルを用意すべきだと思ってる。 マニュアルを用意しないのは、会社の怠慢であって、 それを労働者がかぶるのはおかしい。 もちろん、学校であれば、教科書という名のマニュアルが存在したのかもしれない。 しかし、職場は、働いてお金をもらう場所だ。 社会的無能に、仕事を教えてやるための場所ではない。 マニュアルがないのであれば、作ればいいじゃないか。 そのマニュアルが、分かりやすいものなら、 次の新卒が来た時にも使えるだろう。 職場では、仕事を探しにいくくらいの気持ちで働かなければ、居場所を失う。 最近は、ホリエモンや、ひろゆきのような、胡散臭い連中が、 再生数を稼ぐために、変なことを言ってて、 その主張を鵜呑みにしてるような若者も多い。 ホリエモンにせよ、ひろゆきにせよ、 社会的には立派な立場なのかもしれないが、 よくよく聞いてみると、テキトーなことを言ってたりする。 この間、ひろゆきが「子供を産んで育てられないと思ったら、里親制度を使えばいいんですよ」みたいなことを言ってて、 「やっぱり彼は、児童福祉に関しては素人なんだな」と思った記憶がある。   里親制度は、子供がいらないだけで、使えるものじゃない。 経済面、生活面、児童虐待の有無など、 ありとあらゆる視点から、総合的に評価され、 養育不能と判断されて初めて里親を利用する権利が生まれる。 仮に、養育不能と判断されても、幸せな家庭に引き取られるとは限らない。 親と離れた子どものうち、8割が、施設で育てられる。 運良く、優しい里親に引き取られても、 子どもの年齢が上がれば上がるほど、関係構築の難易度が上がる。 施設で生活する子どもは、5万人もいるのに、 不妊治療大国である現状には疑問を感じる。 日本は、血のつながりを重視する民族性なのか、 軽自動車が買えるほどの大枚を叩いてでも、妊娠ガチャを引きたがる。 一方で、里親や養子縁組に立候補する親はまだまだ少ない。 だから、親に遺棄された子のほとんどは、施設に入る。 子どもの将来を真面目に考える親なら、 今の現状で、子供を里親に出したいとは思わないはずだ。 子どもを産んで、やっぱりダメだったと、 簡単に割り切れるほど、人生は甘くない。 ホリエモンやひろゆきは、話術に長けているから、話を聞く分には面白いけど、 専門分野以外に関しては、素人だ。 そのことを忘れてはいけない。 ましてや、彼らの主張を鵜呑みにして、 実生活で傍若無人に振る舞うなど論外だ。 ホリエモンが、メモを取らなくても、出世しているのは、ホリエモンだから。 なんの実績もない若者が、ホリエモンの真似事をしても、ヤベェ奴のレッテルを貼られるだけ。 しかし、何度言ってもメモを取らない人を改善することは難しい。 今の会社にできることは、そういう人間だと割り切って、 彼らを使いこなす方法を見つけることくらい。 今時の若者は…と言いながら切り捨てるのは簡単だが、 そうやって切り捨ててばかりでは、成長しない。 不本意ではあるが、相手に合わせた策を考えるしかない。

    枢木レイ
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  3. 7/28 (月) 0:09

    トンビの子は鷹並みに強い

    最近の若い人は、アレルギーが多いらしい。 花粉症を自覚している10代は、4人に3人。 最も理解できないのが、ほこりアレルギーだ。 ホコリアレルギーの人が、快適に暮らすためには、塵一つない綺麗な部屋でなければならない。 …塵芥がない家なんて、どこぞのお嬢様(おぼっちゃま)なのか。 今の時代は、空気清浄機の普及や、医療技術の進歩によって、 遺伝的に弱い個体も生き延びられるようになっている。 医療が発達していなかった時代は、強い個体しか生き残れなかったが、 それは、自然淘汰の役割も果たしていた。 遺伝的に弱い個体は、 一、異性に選ばれなくて滅亡する。 一、胎児期や生育過程で死亡するかのどちらかだった。 しかし、医療が発展すると、それまで自然淘汰されていたような個体も、生き残るようになる。 そのような個体が、虚弱体質と呼ばれる人たちなのだろう。 私は、汚染された環境で育った。 幼稚園の頃から、生き物を触るのが好きで、 空気清浄機とかいう、シャレオツな家具はなかった。 子どもの頃は、手洗いもテキトーで、 かなり汚い子だったと思う笑 大人になった今でも、空気清浄機は持っていないが、風邪を引くことはほとんどない。 私が風邪をひく時は、体が弱った時ではなく、 間違った選択をしている時だ。 人の道を外そうとしている時や、 自分が納得していない生き方をしている時は、 必ずといっていいほど、体調を崩す。 ゆえに、風邪を引いた時は、風邪薬を飲むのではなく、 生き方を顧みることにしている。 ただし、食中毒の頻度は高い。 貧乏性の私は、賞味期限を気にせず、物を食べるからだ。 10歳までは、晩御飯も食べられないほど貧しかった。 ゆえに、六甲山に登って、山菜を取って食っていたのだが、 最初の頃は、山菜と雑草の違いが分からなくて、大変な目に遭っていた。 しかし、私の実家は、健康保険に加入していないので、病院に行けば全額自己負担だ。 発熱しても、下痢をしても、病院には行けないから、自力で治すしかない。 余談だが、そんな状況でも、うちのオカンは毎日、タバコを吸っていたから、 タバコを吸うお金があれば、晩御飯を買ったり、健康保険に入ればいいのに…と子どもながら考えていた。 親に向かっていう言葉ではないが、うちの親は、頭が悪い。 賢ければ、健康保険料や、食費を犠牲にしてまで、タバコは吸わないだろう。 副流煙のシャワーを浴び、晩御飯の代わりに野草を食べる生活を送っていながら、 病院にかかった記憶は、ほとんどない。 食中毒になったとしても、1時間程度、トイレに籠城すれば完治する。 私の白血球にかかれば、O157でさえも、怖くない。 劣悪な環境でも、体力バカに育った私は、 遺伝的に、かなり強い個体であると言えるだろう。 いや、劣悪な環境が私の体を強くしたのかもしれない。 小学校の頃は、いつも空腹だったが、 不思議と、しんどいとは思わなくて、 生き残ることだけを考えていた。 人間は、目的があれば、生きる力がみなぎってくるものだ。 当時の私にとって、その目的は、生きることそのものだった。 恵まれた環境に身を置く子どもからすれは、 生きるというタスクは、難しいことじゃない。 親に与えられた食事を摂取し、眠たい時に寝ればいいだけ。 しかし、私が生きるには、さまざまな課題があった。 電気やガスが止められた時の乗り切り方、 安全で栄養価の高い食料を手に入れるルートを確保すること、 少ない栄養でも、生き残れるよう、体力を温存する方法、 食べていいものと悪いものに関する知識など… そうやって、必死で生きることにしがみついていると、生きる気力が湧きあがってくる。 そんな私から見れば、弱体化した若者は、蚕のように見える。 蚕は、野生の蛾(ガ)を家畜化したもので、 人間の世話なしに生きることはできない。 子どもの頃から、過保護に育てられた大人は、 成人しても、親や科学の庇護なしに生きることが難しいのだろう。 それが今流行りの「生きづらさ」の正体なのかもしれない。 Z世代は、親ガチャSランクを引くよりも、 親ガチャ失敗くらいの方が、幸せになれるのかもしれないな。 雑草を食べてる時点で、親ガチャはハズレだと思うけど… サバイバル能力は身についたはず。 何より、私の人生は、最高に面白くて楽しい。 生きてるだけで丸儲けなら、 楽しい人生は、大繁盛の大儲けだ。 人様の迷惑にならない範囲で、楽しければ、それでいい。

    枢木レイ
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  4. 7/27 (日) 2:17

    軽自動車に軽油

    AIが作った頭文字D風のOP動画で、イカれた動画がある。 軽自動車に軽油〜止めないのが悪いのよ〜というタイトルの動画だ。 主人公の若い女は、ペーパードライバー。 ガソスタに行って、軽自動車に軽油を入れようとする。 当然、店員や周囲の人間は全力で止めるが、 本人は、軽油を入れることを辞めない。 もちろん、普通の車に軽油を入れると、普通に壊れる。 もしも、誤って軽油を入れてしまった場合は、 エンジンをかけずに、レッカー移動して、 燃料タンクの清掃を依頼しなければならなくなる。 ちなみに、動画の主人公は、本気で止めなかったガソスタ店員が悪いと、逆ギレする。 リアルでも、軽自動車に軽油を入れてしまう人が、一定数いるらしい。 免許取り立ての若造や、ペーパードライバーなど。   普通に考えたら、分かりそうなものだが。 軽自動車だから、軽だと思ったのだろうか? 私は、中型二輪の免許を持っているので、 免許取得に必要な座学講習は受けたが、 給油するガソリンの種類について、学んだ記憶はない。 もしかしたら、忘れている可能性もあるが。 座学講習は、退屈で仕方がなかった。 そういえば私は、学生時代から、講義スタイルの授業が苦手だったな。 じっと座って、先生の話を聞く時間が苦痛すぎる笑 座学教習といえば、危ないシーンを再現する動画で、 ドライバーの運転が上手かったことくらいしか印象に残っていない。 プロのドライバーが操縦する車は、車に魂が宿っているかのような、ぬるりとした動きをする。 私は、乗り物が好きなので、プロドライバーの運転を見ていると、ワクワクする。 わざわざ、YouTubeで、レースの動画を検索して見るくらいだ。 本当にかっこいいと思う。 あんな風に運転できたら、レッドブルを背負うレーサーになれるんだろうな。 しかし、リアルでは安全運転だ。 ゲーセンで、生まれて初めて、アーケードゲームをプレイした時は、 ゲーム中でも、安全運転に徹しすぎて負けてしまった笑 アーケードゲームは、普通に安全運転してるだけでも、面白い。 リアルでも、安全運転に関しては、定評がある。 配達員経験があるのに、無事故無違反なのは、優秀だと思う。 基本的に私は「自分は鈍臭い生き物だ」と思いながら、バイクを操縦している。 鈍臭い奴は、無理をしてはいけない笑 身の丈にあった運転こそが、身を守る唯一の方法だ。 だから、ゲーム中でも、道路交通法を遵守しつつ、安全運転をしてしまうが、 そういう緊縛プレイも悪くはない。 頭文字Dのアーケード版と、 東方Projectがコラボした時は、 テンションが上がりすぎて、ランワンに通い詰めていたな。 頭文字Dのファンであり、東方のファンでもある私からすれば、最強のコラボだ。 東方projectは、古き良き平成初期を彷彿させるユーロビートがいい。 平成初期には、やまんばギャルが実在したんだろうな。 ご利益(ごりやく)がありそうだから、リアルで拝んでみたい笑 ストツーが流行ったのも、平成初期だっけ? あの頃のゲーセンにタイムスリップして、生の灰皿ソニック見てみたい。 ↑平成初期に対するイメージが酷すぎる笑 私は、平成2桁生まれだから、 平成初期に学生だった世代が羨ましい。 多分、平成初期に学生だった世代は、 就職氷河期で、大人になってからの人生はハードモードだと思うが… やっぱり、平成2桁生まれの方が幸せか。

    枢木レイ
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  5. 7/26 (土) 14:09

    ユニクロを買わなくなった件

    ユニクロ・GUは、中学時代の救世主だった。 年2回、支給される被服費は限られている。 確か、年間2.4万円だったような。 その被服費の中で、なんとか服をチョイスしなければならない。 特に、GUは、値段が安くて、オシャレだったので重宝していた。 しかし、大人になると、稼ぎの全ては自分のお小遣いに回せるようになる。 家賃や光熱費等の決まりきったお金を支払えば、残ったお金は自由だ。 もちろん、全てを被服費に回すのは現実的ではないが、 少なくとも、年間2.4万円以上は使える。 冬物のコートなどの大物は、単体で5万円を超えることもある。 服を自由に選択できるようになると、 いつの間にか、ユニクロ・GUで服を買わなくなっていた。 私が必要な服は、ワンマイルウェア兼部屋着、よそ行きの服の2種類。 ワンマイルウェア=ジム着で、 ジム着のほとんどは、アンダーアーマーや、 アディダスなどのスポーツブランドだ。 少し前まで、肌着は、エアリズムやヒートテックオンリーだったが、 アンダーアーマーの肌着が優秀であることを知ってからは、肌着もアンダーアーマーだ。 よそ行きの服は、阪急うめだに入ってる店で買うか、 店に気に入ったものがなければ、中古品を漁る。 女性らしい服が欲しければ、石原さとみ御用達ブランド、 パンツスタイルやスーツが欲しければ、theory一択。 これ以外のブランドの服は、ほとんど買わない。 GUの服は微妙だが、ユニクロは質がいいと思う。 裁縫の技術も、生地の質も、お値段以上だ。 ユニクロは、大量生産による薄利多売をビジネスモデルにしている。 より多くの服を売ろうと思えば、万人受けする服を作らなければならない。 仮にも、多くの人にマッチするサイズの服を作ろうと思えば、ゆるゆるに作れば良い。 ウエストを細く見せるために、ウエストを絞れば、着れる人が限られて、薄利多売が成立しなくなる。 ゆえに、ユニクロの服は、多くの人が着られる一方で、 スタイルのいい人が着ると、その魅力が半減してしまう。 一方で、ハイブランドの服は、1着あたりにかけられる制作費が高く、 薄利多売とは、逆の戦略を取ることができる。 大衆ウケはしなくても、刺さる人に刺さればそれでいい。 特に、石原さとみ御用達ブランドは、 太った人に着てほしくないからなのか、 XS(5号)〜M(9号)までしか作っていない。 私は、このブランドのXSを着れるか着れないかで、体型管理をしている。 theoryは、ユニクロと同じ、ファーストリテイリング系列である。 女性のパンツスーツに特化したブランドで、 女性の足が綺麗に見えるよう作られている。 価格帯は、ユニクロの5倍〜10倍だが、 パンツスーツを作る技術に関しては、一級品だ。 ハイブランドの服は、生地の質が良く、裁縫の技術が高いので、 大切に扱えば、5年は着られる。 ユニクロの数千円の服を、1-2年で買い替えるよりも、 数万円の服を、何年も着る方が、コスパがいいし、環境にもいい。 大人になると、それなりの服を着て、 勝負しなければならないシーンが出てくる。 ドレスコードがあるような店や、大事な商談など… 私がこだわりのない人間なら、 そこらへんのスーツを着ているだろう。 スティーブ・ジョブズほど立派な役職を持っていれば、 毎日、同じ服を着ていたかもしれない。 …というのも、本来の私は、出不精で、 服など着れればいいと思っている側の人間だから。 しかし、私はジョブスほど偉くない。 TPOの範囲内で、自分を魅力的に見せたり、 オシャレ感を出すことは、凄腕ビジネスマンに必須の技術だ。 それだけで、仕事ができそうに見える。

    枢木レイ
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  6. 7/23 (水) 5:46

    中学時代の未来予想図

    参院選で、衆参ともに、自公過半数割れが確定した。 これは、1955年以来のビッグニュースだ。 国会における過半数は、大きな意味を持つ。 法案の可否を決める時、衆参ともに、 過半数が賛成すれば、法案が通るからだ。 今までの国会では、自公の票だけで、 過半数を超えていたから、自公の賛成だけで、法案が通っていた。 野党が何を言おうが、関係ない。 だから、今までの国会は、茶番だった。 野党も与党も、決まりきった台本を読むだけのパフォーマンスにすぎない。 まるで、小学校の卒業式だ。 スクリプトを読み上げるだけなら、 人件費が無料の「ゆっくり霊夢」や「ずんだもん」にでも、読ませておけばいい。 わざわざ、2500万円もかかる国会議員に読ませるなんて、税金の無駄遣いだ。 しかし、今回の選挙で、衆参ともに過半数割れしたことで、 ようやく、ディベートができる環境が整った。 自民・公明は議席を減らし、国民民主と参政が大躍進。 日本保守党やチームみらいなどの新興政党や、無所属の当選も目立つ。 自民党の敗因は、左傾化だと指摘されている。 元々、自民党は、保守を謳う政党だ…と言いたいところだが、 この時点で、ツッコミどころは満載だ。 自由民主党=Liberal Democratic Party。 つまり、リベラルで民主的な政党である。 政党名からして、保守じゃない。 しかし、その中身は、保守的だった。 憲法改正や靖国参拝に肯定的で、選択的夫婦別姓や同性婚に反対。 ゆえに、自民党は、保守層から一定の支持を得ていた。 しかし、ここ数年の自民党は、迷走している。 ここに来て、LGBT法案を強行したり、 中国が挑発してきても、特筆すべき行動を起こさなかったり… 今の日本に存在する政党で、純粋な保守を名乗れるのは、日本保守党と参政党くらいだ。 今回の選挙は、左傾化した自民党にうんざりした人たちが、参政党や日本保守党に流れたのだと考えられる。 また、今回の選挙の主な争点は、物価高対策である。 国民は重税と低賃金に苦しみ、若者は未来に希望が持てない。 私は、中学生の頃から、今の日本の姿を予想していた。 その頃の私は、国民の姿が、茹でガエルに見えていた。 生きたカエルを、熱湯に入れれば、驚いて飛び出すが、 水に入れた状態で、ゆっくり火にかけると、 危険を察知できずに、そのまま茹でられて死ぬ。 税金にせよ、社会保険料にせよ、いきなりあげたら、不満が出るが、 徐々に上げていけば、自分がヤベェ状況にあると気付けない。 そうやって日本人は、平和ボケしたまま、絶滅していく。 これが10年前に予想した、未来の日本の姿だった。 私を育ててくれた日本には感謝しているが、 私は、日本と一緒に沈没したくない。 日本が沈没しても、しぶとく生きるのが私だ。 例え、国がなくなっても、日本人の精神を持った民が生きていれば、 日本国のアイデンティティを守ることができるだろう。 無能なお上(おかみ)のせいで、国が滅びても、私の中にある日本人の精神が潰えることはない。 日本の未来には、絶望していたので、 海外でも食っていけるよう、サバイバル能力を鍛えていた。 同時に、日本人としての精神性を磨くことも忘れない。 今の私なら、どこへ行っても、たくましく生きていけるはずだ。 日本の未来が絶望的でも、私の未来は明るい。 しかし、前回の衆院選あたりから、風向きが変わり、 いい意味で、私の未来予想が覆ろうとしている。 まだまだ日本も捨てたものじゃないな。

    枢木レイ
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  7. 7/13 (日) 23:59

    キンキンにひえてやがる!

    2025年に入ってから、一度も酒を飲んでいない。 私が、断酒を始めたのは、時間とお金の節約のためだ。 決して、アル中だから、酒をやめたわけではない笑 生まれて初めて、ビールがうまいと思ったのは、 ブラック企業で働き始めた頃だ。 魔の18時間労働をこなした後のビールは身に染みる。 …キンキンに冷えてやがる!!! 人間は、ストレスを感じると、苦味を欲するようになるらしい。 カイジがうまそうにビールを飲むのも、 帝愛地下帝国でのタコ部屋労働で、消耗していたからだろう笑 しかし、今の労働環境は、クリーンだ。 将来のために、勉強したいと思い、 現在は、週20時間のパート労働と、 週10時間程度の在宅ワークを兼業している。 …ちょっとしたセミリタイア感覚だな。 そのため、収入は下がったが、 私生活が充実して、ストレスが減少した。 数年前までの私は、バブル期の企業戦士のように、 働いてお金を稼ぐことが正義だと盲信していた。 別に、欲しいものがあったわけでもない。 お金を稼ぐことで、自由を手に入れられると信じていたから、 使う当てもないのに、あくせく働いていた。 貧しい家庭で育った私は、お金がないことに、コンプレックスを感じていた。 社畜になったおかげで、収入は、同年代の倍近くあったが、 仕事に忙殺されていたので、終業後のビールくらいしか、使うあてがない笑 人間とは不思議なもので、帝愛地下帝国のような過酷な労働環境でも、 わずかな娯楽があれば、耐え忍ぶことができる。 ゆえに、過酷な労働環境下での娯楽の価値は、高騰する。 カイジの月給は、91000ペリカ。 1ペリカは0.1円だから、日本円に直すと9100円だ。 彼らが購入するビールは高額てら 350ml缶のビールは、5000ペリカ(500円)。 シャバの世界では、コンビニで、350ml缶のヱビスビールを買っても、 300円でお釣りが返ってくる。 もしも、帝愛地下帝国で提供されているビールが、 麦芽50%未満の発泡酒なら、 暴動を起こすかもしれないな笑 月収9100円の世界で、一本500円のビールは高すぎる。 それでも、労働者たちは、5000ペリカのビールが辞められない笑 お金のためにと、社畜にまで成り下がったが、 難病で、生活保護を受けてから、価値観が変わった。 生活保護の支給額は、月12万円程度で、 最賃労働者でも、月100時間=週25時間の労働で稼げる額だ。 世間的には、貧しい部類に入るだろう。 しかし、その頃の私は、お金がなくとも、 心まで貧しいと感じたことはなかった。 子どもの頃に、貧しさを感じていたのは、 自分が幸せになれない理由を、お金のせいにしていたからだと思う。 新型のiPhoneを持っている同級生と、 スマホすら持たせてもらえない自分を比べて、勝手に卑屈な気持ちになっていた。 しかし、私が幸せになれないのは、お金のせいではない。 子どもであるが故の不自由さに、うんざりしていただけ。 子どもは、養育者に生殺与奪の権利を握られているから、 何一つ、自分で決められない。 卒業後の進路にせよ、バイト先にせよ、親の同意が必要だ。 私は、お金がないことに不満を感じていたのではなく、 自分1人で、何も決められない不自由さに不満を感じていた。 今の私は、働く場所も、住む場所も、なんでも自分で決められる。 その気になれば、親の同意がなくても、 子どもの頃からの夢だった大学進学を果たすことも可能だ。 もちろん、貧困コンプレックスが、働く意欲につながったことも事実だし、 ブラック企業で働いたことで、社会人として最低限必要なマナーを学べた。 しかし、月12万円でも幸せを感じられることに気がついた時、 無理して働くことだけが正義であるとは思えなくなった。 あれほど欲しかった新型iPhoneも、 働く大変さを知った今では、そこまでの魅力を感じない。 iPhoneとしての基本要件を満たしていれば、 それでいいと思っているので、 廉価版のiPhone SEを、サポート終了まで使い続けている。 ホームボタンがないiPhoneを持っている人を見つけても、劣等感は感じない。 それが必ずしも、私の幸福度に貢献するものではないということに気づいたからだ。 神戸大学の研究では、最も幸福度に貢献する要素は、所得や学歴ではなく、 自己決定にあると結論づけている。 例え、貧しくとも、それが自分の意思で決断した結果であれば、甘んじて受け入れられる。 逆に、どれだけお金を持っていても、 やりたいことが何一つできない人生は、つまらないだろう。 幸せになるために必要なのは、大金を稼ぐことではない。 自分の意思で決定し、その決断に責任を持つ覚悟であると私は思う。 今となっては、自分を育ててくれたブラック企業にも感謝はしているが、 その働き方は、若いからこそ成せるもの。 この先、何十年も、ブラック企業で働き続けることはできない。 ビールがうまいのは、幸せなことだが、 逆にいえば、ビールがうまいと感じるのは、 相応のストレスを感じている証だ。 もちろん、今でも必要があれば、自分を追い込むことはある。 しかし、それはお金のためというよりも、 信頼して頼ってくれる取引先に対する義理人情によるものだ。 がむしゃらに働いて、浴びるように酒を飲む生活も幸せだったが、 中長期的に考えると、あまりいいライフスタイルであるとはいえない。 今は、ビールをがぶ飲みするよりも、 1人で、オーセンティックバーに行って、 絶滅危惧種と化した国産ウイスキーをちびちび飲みたい。 寿司屋で飲む繊細な日本酒もいいな。

    枢木レイ
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  8. 7/12 (土) 20:52

    独身税というワードについて思うこと

    2026年から子育て支援金という名目で、社保の負担が増えることが確定した。 ネットでは、独身税と揶揄されているが、 私は「独身税」という言葉に違和感を感じている。 子育て支援金を支払うのは、独身者ではなく、 保険料を納める国民=健康保険に加入しているすべての国民だ。 日本は国民皆保険なので、すべての国民に、 支払う義務が発生する。 負担額は、年収500万円なら、月500円程度。 これは、独身に課される罰金というよりも、 勤労世帯に対する事実上の増税であると考えられる。 ゆえに、独身税という表現には違和感を覚える。 独身税という言葉が一人歩きしていて、 その中身を正しく理解している人は少ない。 良くも悪くも「独身税」というキャッチーな言葉はバズる。 ゆえに、バズらせることで、利益を得られる人が勝手に作った言葉だと私は考えている。 私は、子育て支援金制度自体を批判するつもりはない。 国は、少子化がヤバいと言って、若い女性に子どもを産ませようと必死になっているが、 若い女性代表として言わせてもらうと、 今の時代の子育ては、無理ゲーだと思う。 20代の平均年収は、300万円強。 年収300万円なら、月の手取り額は、20万円くらいになる。 夫婦共働きなら、世帯年収600万になるが、 女性が出産すると、一時的に収入が落ちる。 産休・育休が認められる会社なら、 社会保険から、ある程度の給与補償は受けられるが、 産休・育休を取るのは簡単じゃない。 仮に、育休から復帰したとしても、 フルタイムで働きながらの子育ては、しんどい。 朝起きたら、子どもを送る準備をして、 仕事を終えたら、子どもを迎えにいく。 帰宅したら、夕食や入浴の世話に追われ、 残った家事を片付けていたら、 すでに、寝なければならない時間になっている。 自分の時間なんて、皆無に等しい。 子どもが熱を出すたびに、早退していたら、 会社に居づらくなることも想定される。 良くも悪くも、保育園は、病原菌の巣窟だ。 誰か1人が風邪を引いたら、風邪のうつしあいが始まる。 かと言って、退職したら、年収300万強の夫の収入だけでやりくりするか、 扶養控除内のバイトでもして、年収400万程度の収入で、生活せざるを得なくなる。 女性にとって何よりも恐ろしいのは、シングルマザーになるリスクだ。 シングルマザーの生活は厳しい。 シングルマザーの半分は、相対的貧困層=生活保護と紙一重の年収だ。 高給取りの専門職でもない限り、生活保護を受給した方が、楽な生活を送れる。 ぶっちゃけ、最低限の生活をさせるだけなら、 生活保護でもいいだろう。 しかし、生活保護では、満足に子どものやりたいことをさせてあげることは難しいだろう。 私は、飯を食わせるだけの親にはなりたくない。 子どもが野球をやりたいと言い出したら、 少年野球くらいはさせてやりたいし、 子どもが大学に行きたいと言ったら、 奨学金なしで、国公立に行けるくらいの学費は出してやりたいと思う。 旦那から養育費をもらうのも、現実的ではない。 まともに養育費を払っている父親は、4人に1人だ。 旦那の給与から取り立てるにしても、コストと労力がかかりすぎる。 最悪、法テラスを使えば、安価もしくは無料で取り立てもできるが、 それは相手が会社員で、安定した収入がある場合に限る。 父親が自営業だった場合、養育費を支払わないために、わざと売上を小さく見積もって、 養育費から逃げようとするケースもある。 最近は、デキ婚も認められつつあり、 身重の女性が、ウェディングドレスを着るケースも少なくはないが、 子どもの福祉を考えると、決して合理的な選択肢であるとは言えない。 仮に、結婚していない男性との子どもを妊娠したとしても、 相手が責任を負うような男であるとは限らない。 デキ婚して、ハッピーになったという人もいるが、 それは、たまたま相手の男が責任を取ったからであって、 相手が無責任or責任能力に欠ける場合、母親と子供が苦労することになる。 子どもの幸せを1番に考えるなら、男を信用しないのが最善策だとさえ思う。 これらの負担を考えると、勤労者に1人500円の負担を強いるのも、致し方ないと思う。 問題なのは、その子育て支援金が、 本当に子どものために使われているかどうかだ。 最近は、国が子育て世帯を応援するような政策を考えているが、 子育て世帯を取り巻く環境は、楽になるどころか、しんどくなっている。 独身税というバズワードは、怠慢な政府にとって都合がいい言葉だ。 悪いのは、まともな政策を考えられない政府なのに、 独身税という言葉がバズることによって、 子持ち世帯と独身者の対立構造ができて、 お互いがお互いを叩き合ってくれる。 本当に叩くべきなのは、ライブイベントによって、自分と異なる人生を歩む人ではなく、 まともな仕事をしない政治屋だ。 独身税という言葉に惑わされてはいけない。

    枢木レイ
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  9. 7/10 (木) 17:15

    体力バカも才能のうち

    何事も気合いで乗り切ってきた私は、 体力も努力で身につくものだと思っていた。 実際に、私は、バレーボールや格闘技などのスポーツをやってきたが、 運動能力の限界は感じても、体力の限界は感じたことがなかった。 血液の難病で、ヘモグロビン値が7.5g/dLになった時でさえも、 バスケの試合に耐えられる程度の体力は残っていた。 ヘモグロビンとは、貧血の度合いを示す値だ。 貧血になると、体に酸素が行き渡らなくなり、息切れしやすくなったり、疲れやすくなったりする。 正常値は、12g〜15g/dL程度(女性の場合)で、 7g/dL未満になると、輸血が推奨される。 つまり、この頃の私は、輸血を考慮する一歩手前の数字であったにも関わらず、 バスケの試合で、40分間も、走り回っていたのである。 なんとなく、疲れやすいとは思っていたが、 それは、運動不足で体力が落ちているだけだろうと思っていた。 まぁ、バスケで40分間、走り回っている時点で、 体力はある方なんだろうけど… 逆にいえば、健康時の私の体力が、 常人以上だったということなのだろう。 ヘモグロビン値が下がって、常人並みの体力に戻っただけの話だ。 良くも悪くも、私は、体力バカだから、 末期になるまで、病気に気がつけない。 実際に、血液の難病が発覚したのは、 本格的にヤバいと言われてからのことだ。 しかし、その病気でさえも、気合いで治してしまう。 治療開始から、9ヶ月後には、仕事と学校を両立できる状態まで回復し、 今のところ、再発の兆候もない。 完全回復した今では、Apple Watchも認めるほど、心肺機能が高く、 ストレスのある環境に置かれても、へこたれることはない。 何事も気合いで乗り切ってきた私は、 体力も、気合いで身につくものだと思っていた。 私の人生で、努力が報われなかった経験は少ない。 良くも悪くも、私は器用だから、 努力さえすれば、なんでもできた。 それも、体力ゆえのものだろう。 何時間も、同じことを続けて、 集中力が途切れない人は、なかなかいない。 …その代わりに、何時間も集中した後は、 長時間の睡眠が必要になるのだが笑。 大人になってから、体力も才能の一つだと感じるようになった。 世の中には、どう頑張っても、体力が向上しない人がいる。 夜間高校の同級生には、そのような子が多かったように思う。 私は、そのような子たちに対して、 「日々の鍛錬が足りないからだ」と思っていた。 しかし、体力がない子の中には、努力して、 体力をつけようとする者もいる。 私の理屈で言えば、努力した子は、みんな体力がつくはず。 しかし、どれだけ努力しても、私の体力を上回る子はいなかった。 そこで私は、気がつく。 体力も、才能のうちの一つなのかもしれない。 今までの私は、体力がない人を、 心のどこかで「甘えだ」と思っていたが、 そう考えるのは辞めた。 それでも弱い奴、必ずいるもんだ♫ 守ってあげましょう♪ それが強さなんだ♪ 強い奴が弱い奴を守る。 小学生の時に、感じていた当たり前も、 大人になれば、そんなことでさえも、忘れてしまうらしい。 私は、有り余る体力を使って、 私を必要としてくれる人のために働く地獄せんせーみたいな人になりたい。

    枢木レイ
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  10. 7/8 (火) 5:06

    児童文学から考える投票行動の意味

    参院選の投票用紙が届いていた。 歳になってから、選挙権を放棄した事はない。 今のところ、選挙に関しては皆勤賞だ。 私が選挙に行くのは「私も黙ってないぞ」という意思表示のため。 基本的に、政治家は、票や献金が期待できる人の言うことを聞く。 例えば、自民党は、経済界から、 たんまりと政治献金をもらっているから、 経営者にとって、都合の良い政策を考える。 公明党なら創○学会、共産党なら全労連。 既存政党が持つ組織票は、盤石だった。 私は在宅ヘルパーとして、創○学会員のお宅に通っていたが、 創○学会員の情熱は凄まじい。 選挙前になると、聖教新聞を渡され、 「創○学会と公明党はすごい」などと言って、 熱心な布教活動をしてくる。 彼らの自宅には、その選挙区の公明党候補者の写真が飾られていた。 その候補者は、見た目が爽やかすぎて、いけすかない笑 私は、見た目がいい政治家に対して、懐疑的だ。 顔がいいという理由だけで、支持される危険性がある。 宗教も同じだ。 その宗教の信者であるというだけで、 教祖様が推奨する立候補者を盲信する。 日本国憲法では、政教分離と言って、 政治と宗教は一緒にしてはならないという原則がある。 ゆえに、私は、公明党が学会との関係を断ち切らない限り、公明党を推すことはないだろう。 しかし、盤石だったはずの既存政党も、勢力を失いつつある。 特に、公明党推しの創○学会は、高齢化によって、 選挙活動に費やせる学会員が減っている。 名誉会長の訃報も、弱体化に拍車をかけているだろう。 逆に、支持を集めているのは、ネット戦略に強い新興政党だ。 れいわ新選組や参政党は、巧みなネット戦略によって、若者の支持を増やし、 オールドメディアも無視できない存在になっている。 今までの日本は、父親が働けば、母親が働かなくても、 それなりの生活が送れていた。 しかし、この30年で、国民の生活は壊れていった。 物価は上がっているのに、社会保険料や税金で、自分1人を養うことで精一杯。 ついには、平和ボケした日本人が、 財務省解体デモを始める。 オールドメディアは、ほとんど報道しないが、 去年の12月から始まり、現在も続いている。 基本的に、庶民が、政治に文句を言うのは、 自分の生活が、しんどい時だ。 フランス革命にせよ、江戸時代の百姓一揆にせよ、 飢饉や重税によって、食うにも困る人が増えたから、革命や一揆を起こした。 衣食足りて礼節を知るという言葉があるが、 まさにその通りである。 基本的な衣食のニーズも満たせない人間は、 革命を起こしても、起こさなくても、 ご飯が食べられなくて、死んでしまう。 どうせ餓死するんだったら、処刑される覚悟で、革命を起こしたい。 市民革命によって、権利を得たが、 王族が資本階級に変わっただけで、 強者が弱者を支配する構造は変わらない。 特に、現代の日本は、資本階級である株主への分配率が多く、 労働階級への分配率は著しく低い。 そこに社会保険料と重税がのしかかり、 若い世代は、自分を食わせるのに必死だ。 子どもを持つ余裕はない。 今までの日本は、政治に文句を言わなくても、 それなりに豊かな生活が送れていたから、 政治に無関心だった。 ある意味、国民が政治に無関心な状態が、最も幸せな状態であると思う。 確か、中国の漢文でも、そんな文章があったような… 憂国の政治家は、国民に困っていることを聞いて回ったが、みな口を揃えて「何もない」という。 彼が最後に尋ねたのは、町外れの男。 彼は、今の生活に満足しているから、政治に無関心だと言った。 そんな庶民の姿を見て、政治家は安心した。 政治に対する関心は、国民の生活レベルと反比例する。 私は、自民党が、政権を握り続けていることに疑問を感じていたので、 あえて自民党以外の少数政党を選び続けてきた。 権力とは、分散されるべきものであると考えられている。 1人の人間が強い権力を持つと、独裁政権になってしまう。 18世紀の思想家であるモンテスキューは、 「法の精神」で、三権分立を説いた。 現代の日本でも、行政・司法・立法の3つに分けて、 それぞれが独立して、権力を監視し合うことで、民主主義を機能させている(はず)。 私は、政治の世界でも、権力は分散させるべきだと考えている。 自公が与党であり続けたことで、 国会は、与党の独裁政権になっていて、 野党が文句を言っても、何も変わらない。 盲目的に、与党を推している人は、 「ろくな野党がない」というが、当たり前の話だ。 国会は多数決で決まるので、 与党が過半数超えしている時点で、 負け確のゲームに参加させられているようなもの。 野党に仕事をして欲しければ、野党に票を与えるしかない。 数年前までは、少数派の政党に投票しても、 どうせ自民党なのだろうと諦めモードで投票所に行っていた。 しかし、前回の衆院選あたりから、風向きが変わり始めている。 衆院選では、自公が過半数割れ。 東京都議選では、自民が過去最低議席を記録し、 都ファ、国民民主、参政党が躍進した。 自民党は、都議選で大敗したことから、諦めモードになっていて、 野党との連立を検討しているようだ。   小学校1年生の教科書に、スイミーという作品がある。 小さな魚が、群れを作って、大きな魚のように見せることで、 大きい魚の脅威から身を守るという話だ。 国民の大多数は、お金も権力も持たない小さな魚だ。 小さな魚が、1匹で泳いでいると、大きな魚に食べられてしまうが、 小さな魚も、一つになれば、大きな魚よりも大きくなれるだろう。 ましてや、選挙は数の勝負だ。 小さい魚が力を合わせれば、大きな魚を打ち負かすことができる。 大きな魚の養分になりたくなければ、選挙に行くことだな。

    枢木レイ
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  11. 7/5 (土) 17:03

    関西人の「行けたら行く」は99%行かない説

    「行けたら行く」は、非常に便利な言葉だと思う。 本当は行きたくないけど、行かないって言ったら、角が立つから、曖昧な言葉で濁す。 私も、気乗りしない集まりは「行けたら行く」で濁すことが多い。 そして「行けたら行く」と回答した集まりには、99.9%の確率で、参加しない笑 これは、関西人あるあるらしい。 どちらかと言えば、関西というよりも京都の文化だと思う。 京都人は、都合の悪いことを言う時、生八ツ橋の皮で、何重にも包んで、 原型すらも、とどめていないような状態で、言葉を返す習性がある。 しかし、その文化は、京都だけにとどまらない。 大阪や神戸の人間は、生八ツ橋ほど分厚くないが、 オブラートくらいの分厚さで包む癖はある笑 関西人にとって、丁寧語は最上級のディスり構文になり得る。 特に、私の場合は、それが顕著に現れる。 嫌な奴には、最上級の丁寧語で、おもてなしをして、心理的な距離を保とうとする。 英語圏でも、このような文化は存在する。 例えば、窓を開けてくれませんか?は、 Can you open the windows?と訳せるが、 文頭の助動詞「can」を、過去形のcouldに変えることで、より丁寧な表現になる。 英語で、助動詞の過去形は、時間的な距離のみならず、心理的な距離を意味する言葉でもある。 と言うのも、英語の助動詞は、mood=キモチを意味する。 だから、過去形で、キモチの距離を取ると、丁寧語になる。 英語圏でも、丁寧語は、心理的距離を意味する言葉なのだ。 生まれてから、ずっと関西に住んでいる私は、生粋の関西ネイティブだ。 このような文化は、当たり前のものとして育っている。 ゆえに、非関西人と交流するときは、誤解を招くことも多い。 「行けたら行く」という曖昧な返答をしておきながら、 関西人の自分は、断ったものだと思い込んでいる。 ゆえに、非関西圏の人と会話をする時は、 曖昧な表現を避けるようにしている。 「行けたら行く」は、関西人にのみ通じる共通言語であって、 非関西圏の人には通じない。 しかし、関西にいる時は、関西のルールに従ってもらう。 郷には郷に従えというだろう? 例え、日本の公用語が標準語であったとしても、ここは関西だ。 私の中学は、転勤族が過半数を占める特殊な学校で、 神戸の学校なのに、関西人が少数派だった。 ゆえに、よそ者である標準語の民族は、 調子に乗って、関西弁を馬鹿にしていた。 私は、無類の平和主義者だから、関西弁をディスられたくらいで、怒る事はないが、 それにしても、よその連中は、厚かましいと思っていた。 自分の都合で、関西にお邪魔しているのだから、 お邪魔した側は、関西の文化を尊重し、 寄り添う姿勢が大切だと思う。 実際に私が、関西以外の土地に行った時は、 その土地の文化を理解する努力を怠らない。 どちらかといえば、異文化交流は好きな方だ。 私には、非関西圏の日本人のみならず、 外国人の友達もいる。 ゆえに、異文化には慣れっこだ。 関西では関西人らしく、日本では日本人らしく振る舞うが、 それ以外のコミュニティでは、その場所のルールに従う。 もしも私が、アメリカに行って、アメリカのルールに従っても、アメリカ人になる事はできないだろうし、なりたいとも思わない。 しかし、アメリカ人の文化を理解し、尊重する事で、友達になる事はできるだろう。 日本人は、よそ者と友達になるのが得意な民族であるはずだ。 日本には、聖徳太子の時代から「和をもって尊し」というルールが存在した。 海外が、宗教戦争を繰り広げている中、 多神教の日本は、仏教やキリスト教も、 よその国の神様として、受け入れている。 キリスト教を禁止したのは、 海外からの侵略を防ぐためであって、 キリスト教の神を否定していたわけではない。 お互いが違いを理解して、受け入れることができれば、 戦争だって止められるはず。 兵士たちが、武器を捨てて、その手で酒を持てば、宴の始まりだ。 私は、関西人で、日本人だから、関西と日本が大好きだ。 しかし、よその文化を受け入れ、それを謳歌できるだけのキャパシティもある。 関西にくるなら、関西の文化を受け入れるだけのキャパをもって来てほしい。 せやないと「邪魔するなら帰ってぇ」って言うで。

    枢木レイ
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  12. 6/28 (土) 1:25

    ファッションと芸術

    私は、昔から、絵は下手くそだが、 配色やデザインのセンスには自信がある。 ゆえに、パソコンを使って、 チラシを作ったり、宣材を作るのは得意だ。 メイクも、私の得意分野の一つである。 子どもの頃から、演劇や音楽で、舞台に立つことが多く、 その都度、舞台で映えるメイクやファッションを研究してきた。 多くの女性にとって、メイクは自分を美しく見せるツールの一つだが、 私にとっては、顔というキャンパスを使った芸術である。 演じたキャラクターや、表現したいものを再現するために、メイクをする。 ゆえに、普段はすっぴんだが、 キャラクターをコスプレしたい時は、メイクをする。 今日のサムネは、蒼龍の化身をテーマにした。 蒼龍の血を引くとの言い伝えがある皇族が治める国があった。 先代の皇帝が、侵略戦争を繰り返した結果、国民は、重い税と徴兵に苦しんでいた。 皇帝が崩御し、後を継いだのは、聡明で心優しい娘。 若き女帝は、武力ではなく、知能で世界に安寧をもたらそうとした。 …こんな感じで、設定を考えながら、デザインを考えると面白い。 目頭を黄色、真ん中に緑、目尻に青のグラデーションを作り、 紺色のアイラインを長めに引くことで、 ミステリアスな雰囲気を出す。 中学の頃は「性犯罪に遭わないために、 セクシーな服を着るな」という大人たちに対抗して、 あえて、セクシーな服を着ていた時期もある。 私が目指したのは、肌の露出は多いのに、 なぜか、そそられないファッションだ。 私は、性犯罪者の性癖を徹底分析し、 彼らが性欲ではなく、支配欲を満たすために、 性犯罪を犯すということを知った。 つまり、肌の露出は多いのに、 支配できなさそうな女性を演じればいい。 私が参考にしたのは、パンクとゴスロリをミックスしたようなファッションだ。 合皮のミニスカートに、網タイツ。 黒の革ジャンに、ゴテゴテしたアクセサリー。 髪は、金色のメッシュ。 口にはピアス、耳の軟骨にもピアス。 メイクは、聖飢魔IIを匂わせるメイクだ。 ピアスの穴あけは、中学の校則で禁止されていたため、 穴を開けないタイプのイヤリングを使った。髪染めも校則違反なので、金色の部分は、つけ毛だ。 ↑こういうところに、私の性格が滲み出ていると思う笑 …このような見た目の女に、支配欲を掻き立てられる男はいないだろう。 私は、あえて露出度の高い服を着ることで、 性犯罪に屈しない精神を表現していたつもりだった。 ごく一部の性犯罪者のために、女性が自分らしいファッションを楽しめない世の中はおかしい。 私が、そんな世界を変えてやる。 私にとって、ファッションは、芸術として楽しむものであると同時に、 自分の思想や価値観を表現するツールでもある。 そうやって、大人に抑圧されることなく、 自分らしいファッションを楽んだ結果、 女性らしさを拗らせることなく、真っ当(?)な女性に成長した。 今では、自分の中にある女性性を完全に受容していて、 女性として生まれたことに喜びを感じている。 もしも大人の言いなりになって、おとなしい服を着ていたら、 私は、女を拗らせていただろう。 今は、一周回って、普通の服を着ている。 時々、変な服を着ていることもあるが、 それも愛嬌。 私の世界についてこれないやつは知らない笑

    枢木レイ
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  13. 6/25 (水) 5:03

    プラトンの衝撃

    小学校の社会科では、憲法を学ぶ。 憲法の三原則は、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重。 つまり、日本国憲法では、日本国が民主主義国家であることを明文化している。 この頃の私は、民主主義こそが最強の政治体制だと信じていた。 民主主義は、学級会と同じで、多数決によって、物事を決める。 小学生の私にとっては、非常にプレーンで分かりやすい概念だった。 しかし、高校の政治・経済の授業で、 プラトンの「国家」に触れたことで、 民主主義に疑問を持つようになる。 プラトンは、国家の中で、理想的な政治体制について語っている。 この世で最も悪い政治は、世襲による政治、その次に良くないのが、民主主義。 最も理想的なのは、賢者による寡頭制だ。 世襲政治がダメなことは言うまでもない。 しかし、プラトンは、なぜ民主主義までも、悪政と言い切ったのだろうか? 民主主義が正常に機能するためには、 国民の大多数が賢者でなければならないが、 大多数の国民は、愚か者だ。 その典型例と言えるのが、小泉政権時代に生まれたB層という概念だ。 小泉時代の選挙戦略では、有権者を、 4つのグループに分けて戦略を立てていた。 IQが高く、構造改革に肯定的な人はA層。 外資系や専門職、マスゴミ関係者に多い。 構造改革に肯定的でも、IQが低い人がB層。 主婦層やシルバーに多く、メディアの報道に流されやすい傾向にある。 IQが高く、構造改革に否定的な人はC層。 構造改革の危険性を理解し、周知する人たちだ。 公務員や一部の大学教授や学者などが多い。 このうち、IQが低い人たちが、D層で、 自営業者に多いと言われている。 小泉政権が注目したのは、B層だ。 私利私欲に塗れた支配者たちは、小泉元総理を傀儡とし、 意のままに、B層の民意を操った。 郵政民営化について、議論するつもりはないが、 郵政民営化が決定された過程には疑問を感じる。 これは、人民の人民による人民のための政治じゃない。 バカのバカによる支配者のための政治だ。 これこそが、プラトンの指摘する民主主義の欠点なのである。 プラトンの理想は寡頭制だ。 寡頭制とは、心の底から国を愛している賢者に、政権を担わせる政治形態だ。 しかし、賢者を定義することは難しく、 寡頭制を実現することは困難を極める。 ゆえに、最もマシであろう民主主義を採用する国が多い。 民主主義が正常に機能するためには、教育が必須だ。 私は、義務教育9年+4年制の夜間高校と、 通算13年の公的教育を受けてきたが、 日本の教育には、概ね満足している。 中学では、偏差値教育のみならず、 道徳教育が徹底されていて、 生きる上で必要な社会性を身につけることができた。 夜間高校は、受験のための勉強はできないか、 自分たちでクラスを治める自治性や、 自分の頭で考える力を身につけることができた。 知的好奇心が旺盛だったことも、教育をものにできた要因の一つだろう。 私には、どんなことでも学んでやろうという貪欲さがある。 勉強といえば、賢い人から学ぶイメージがあるが、 その気になれば、ホームレスからも学べる。 しかし、全ての国民に、それを求めるのは難しい。 ゆえに、民主主義の成熟には、まだまだ時間がかかるだろう。 人間には、社会をより良くしようと、試行錯誤してきた歴史がある。 政治に完璧はないが、社会をより良くしたいと思う心があれば、 少しでもマシな社会は作れるはずだ。 私も、1人の日本国民として、 より良い社会を作ることに貢献したい。  

    枢木レイ
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  14. 6/20 (金) 6:01

    マッチョな防犯対策

    誰もが一度は憧れるタワマンだが、 私には、タワマンが合わないらしい。 エレベーターで、高層階に上がる時に感じる三半規管の違和感。 この違和感が、毎日続くと、体がおかしくなりそうだ。 例え、億万長者になっても、タワマンには住みたいとは思わない。 天高く、そびえ立つタワマンは、バベルの塔を連想させる。 旧約聖書では、建設中に、神が人間の言葉を乱したことで、建設が頓挫し、廃墟と化した。 それは、数十年後のタワマンの姿だ。 ある者は、修繕して住み続けることを望み、 ある者は、取り壊して建て替えることを望み、 またある者は、修繕も建て替えも拒み、流れに身を任せることを望む。 中には、最初から、日本語が通じないオーナーもいるだろう。 タワマンの景色から得られるものは、 つまらない承認欲求だ。 塵芥のように見える地上の人間たちを見下ろして、ボス猿気分に浸る。 まるで猿人類への回帰現象だ。 かくいう私は、住居に対して、こだわりがない。 一、ペット可物件であること、 一、車がなくても生活できる立地、 一、在宅ワークができる間取り(1DK以上)。 これらの条件が揃っていれば、オンボロ物件でも気にしない。 猫が飼えるなら、府営住宅や市営住宅に住みたいくらいだ。 抽選で当たりさえすれば、格安で住める。 女性なら、防犯面を気にする人が多いが、 マジでヤベェ奴は、オートロックの物件でも、普通に入ってくる。 以前住んでいた島之内の物件で、不法侵入をされたことがある。 ※島之内=大阪ミナミのヤベェ地域。  道頓堀まで、徒歩10分圏内。 オートロック付きの物件だったが、 それでも侵入する輩がいるのだから、驚きだ。 それは、休日で、ゆっくりしていた時のこと。 ピンポンが鳴ったが、知らない男だったため、居留守を使っていたのだが、 なぜかその男は、家の鍵を開けて、侵入してきた。 心臓が跳ね上がるような感覚を覚えつつも、 私は至って冷静だった。 ここで騒げば、犯人が逆上して、反撃してくるか、 焦った犯人が逃亡する可能性もある。 ここで、ガラを押さえておかなければ、 犯人の追跡が難しくなるだろう。 …私の部屋に侵入したんだ。 相応の罰を受けてもらわなければ、気が済まない。 運がいいことに、この物件は、セコムと契約している。 警察とセコムなら、セコムの方が早い。 私は、スマホを持って、忍足でトイレに篭城し、セコムを召喚した。 セコムが到着するまでの間、トイレでじっと息を殺していた。 3分程度で、セコムが到着すると、 男は、警備員に取り押さえられ、 そのまま警察に引き渡された。 これは後から知った話だが、犯人は巡回の管理人だったらしい。 本当は、刑事と民事の両方で、徹底的に潰してやりたかったが、 刑事事件の場合、労力に対する利が少ない。 不法侵入の半数は、不起訴になり、 運良く、起訴に持って行けたとしても、 96%に、執行猶予付きの判決が下る。 ここは、民事で、示談金をふっかけるのが正攻法だろう。 大家からも、引越し費用と迷惑料を受け取った。 怖い目に遭ったものの、PTSDのような後遺症はない。 私が、PTSDにならないのは、やられたら、 やり返す精神で、生きてるからだと思う。 私を陥れた奴は、地獄の果てまで追いかけて、ケジメをつけさせてやる。 ここまで来れば、どっちが輩(やから)なのかわからないが「毒をもって毒を制す」というように、 常識や法律が通じない輩には、輩モードで対抗するしかない。 しかし、管理人が私の部屋に侵入した理由は分からないままだ。 気持ち悪いから、想像もしたくない。 これらの経験から、オートロック付き物件は、 高いだけで、何の役にも立たないことを悟った。 月2-3万増しで、オートロック付き物件に住むくらいなら、 月数千円で、セコムを契約した方が、コスパがいい。 いざとなったら、犯人を迎撃する覚悟も必要だ。 一人暮らしである以上、自分の身は自分で守るしかない。 私は、玄関に7.5kgのダンベルを置いて、不法侵入に備えている。 7.5kgは、重いと感じるかもしれないが、 ベンチプレス30kg超えの私なら、 武器として、片手で扱えるレベルの重量だ。 日頃の筋トレのおかげか、負ける気がしない。 筋トレは、筋力だけでなく、悪に立ち向かう勇気まで磨くことができる。 心身ともに強くなった私が、女性を狙う卑劣な輩に負けるはずがない。 …死にてぇ奴だけ、かかってこい。

    枢木レイ
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  15. 6/19 (木) 2:05

    西洋の自死から考える移民政策の末路

    読書感想文「西洋の自死」 ISBN 978-4492444504 ダグラス・マレー著 東洋経済新聞社 人手不足を理由に「技能実習生」という名目で、 出稼ぎに来る外国人が増加している。 本来、技能実習生は、日本の技術を伝授し、 母国の発展に貢献する目的で、始まった制度なので、 政府は断固として「移民」という言葉を使わない。 しかし、その実態は、ただの移民だ。 企業が求めているのは、建設、介護、飲食、小売など、低賃金で過酷な労働に従事してくれる都合の良い労働力。 その中身は、海外の移民と遜色がない。 技能実習生は、渡航費や日本語学校の学費を借りて、来日する。 その平均借入額は、55万円。 母国で働いても、容易に返済できる金額ではない。 ベトナムでは、丸一日、服を作る工場で働いても、月収3万円程度にしかならない。 収入の10%を、返済に回しても、完済には、15年かかる。 ゆえに、日本に渡るためのビザは、片道切符だ。 一度、借金をして、日本に渡ると、 返済を終えるまで、転職も帰国もできない。 私欲に塗れた経営者たちは、技能実習生の立場を利用して、とことん搾取し、 劣悪な労働環境に耐えかねた技能実習生が、失踪している。 その数は、年間で1万人近く。 会社を辞めて失踪すれば、その時点で不法滞在者となり、 日本での生活が、無理ゲーと化す。 その結果、技能実習生による闇バイトが横行し、 日本人の平穏な生活が脅かされている。 また、技能実習生を受け入れたことで、 賃金上昇に歯止めがかかって、日本人が貧しくなり、 日本人vs外国人という新たな対立構造を生み出そうとしている。 まるで、第二次世界大戦以降のイギリスだ。 第二次世界大戦後のイギリスの外国人割合は、3%程度だった。 この数字は、今の日本の外国人割合と同じくらいだ。 しかし、現在のイギリスは、 外国人の割合が、14%にまで増加し、 ロンドン市民に至っては、35%が外国人だ。 Diversity(多様性)という偉大なる教義によって、 公立学校では、キリスト関連の行事に触れることもできない。 英国の伝統的な価値観は、マイノリティと化し、 英国の民族的アイデンティティでさえも、崩壊しかけている。 国家の安全保障を考える上で、民族的アイデンティティは、重要な役割を果たす。 西ローマ帝国は、国防をゲルマンの傭兵に任せた結果、 クーデターを起こされて、滅亡した。 傭兵たちは、お金のために働いているだけで、 国家に対する忠誠心は皆無だ。 身の危険を感じたら、雇い主を裏切って、寝返ることも、多々あった。 ゆえに、中世のヨーロッパでは、忠誠心のある傭兵が求められていた。 騎士道に、Royalty(忠誠心)という概念が存在するのも、歴史の影響だろう。 一方で、日本人は忠誠心の権化のような民族だ。 天皇陛下にとって、国民は大御宝であり、 国民は、陛下を信じて、崇拝する。 陛下と国民の間には、絶対的な信頼関係があり、 それが、忠誠心の根幹になっていた。 その証として、西洋の騎士道には、命を賭すほどの忠誠心はないが、 武士道では、君主のために命を賭すことがVirtue(美徳)とされている。 サムライたちは、国を憂う君主のために戦うことで、 愛するものを守れると信じていたからだ。 国のために命を捧げるのは、サムライだけではない。 昭和天皇は、御命と引き換えに、 日本国の安寧を、お望みになられた。 君主と国民は、互いを守ることに、命を賭けている。 特攻隊のような悲しい歴史は、絶対に繰り返してはならないが、 君主と国民の間に、命を賭すほどの忠誠心があったからこそ、 日本の国体が維持された事実は無視できない。 しかし、民主化の皮をかぶった「日本人弱体化計画」が遂行されたことで、 日本人の精神性やアイデンティティは、失われてしまった。 日本を統治する支配者は、拝金主義者に変わり、日本は資本階級社会に移行する。 拝金主義のカシラに、金儲け以外の思想はない。 お金のために、自国を売り飛ばすことも厭わない輩(やから)もいる。 このまま、拝金主義者の言いなりになれば、 日本は、欧米諸国と同じ轍を踏むことになるだろう。 近年のイギリスでは、従来の形に戻ろうとする作用が働いている。 Brexit(EU離脱)の可否を決定する国民投票では、 移住者問題が、大きな争点になっていた。 従来の移民は、戦争や迫害によって自国を追い出された難民だったが、 1993年にEUが発足されると、EU加盟国の移住者が増加する。 EU加盟国は、ビザなしで自由に出入国することができる。 その結果、一人当たりGDPの低い東欧から、大量の移住者が流れ込み、 移住者の増加によって、学校や病院等の公的サービスを拡充せざるを得なくなっていた。 もちろん、移住者も税金を支払っているから、 サービスを利用する権利はある。 しかし、その数が、あまりにも増えすぎて、 ネイティブの雇用や生活を脅かす存在になり、 ネイティブvs移住者という新たな対立構造が生まれた。 Brexitの可否を問う国民投票では、52%が賛成し、 イギリスは、EUを離脱した。 しかし「めでたしめでたし」で終わるほど、 現実は甘くない。 他国の安価な労働力は、覚醒剤のようなものだ。 一度、その甘い汁を吸ってしまったら、 簡単には抜け出せない。 EUを離脱して、移住者が減っても、 安価な労働力の需要が減少するわけでない。 人手不足が深刻化したことで、物価高が高騰し、 不法入国する輩まで増えてしまった。 52%の票を得て、実行されたEU離脱も、 62%が、誤りだったと考えている。 今の日本でも「多様性」という仮初めの正義の下、 マジョリティであるはずの日本人が、 割を食う世界線に移行しつつある。 今の日本の外国人割合は、戦後のイギリスと同水準だ。 ここで移民政策を進めるか、日本人だけでも賄える社会を作るかで、 今後の日本の未来は決まるだろう。

    枢木レイ
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  16. 6/15 (日) 9:28

    着物の着付けを始めた理由

    私の趣味は、着物の着付けと和裁だ。 成人式の振袖も、自分で着た。 私が着物の着付けを始めたきっかけは、 アニメや音楽の影響だ。 甲賀忍法帖というアニメの主題歌を担当した陰陽座というバンドが好きで、 女性ボーカルの美しい着物姿を見て、 着物を着てみたいと思うようになった。 しかし、着物の着付けには、お金がかかる。 貧乏学生だった私には、着付け代を払えるほどの経済的余裕がなかった。 …着付け代が払えないのなら、独学で着付けを学んで、自分で着ればいい。 今の時代は、YouTube等で、手軽に着付けが学べる時代だ。 見よう見まねで、着付けを覚え、 自分好みのアレンジを加えたり、 和裁や平安装束にまで手を出すほど、着物の世界にどハマりした。 着物のアンティークショップでは、 昭和初期に作られた着物が、数千円で販売されていることが多い。 昔の女性は身長が低かったから、今時の女性は、昭和の着物を着こなせない。 ゆえに、アンティーク着物は価値が低い。 私は、身長が148cmなので、 アンティーク着物でも、問題なく着こなせる。 ゆえに、数千円で、アンティーク着物を仕入れ、 自分好みのアレンジを加えながら、着物ファッションを楽しんでいる。 成人式の振袖も、帯+着物のセットで、15000円で仕入れた。 私が好きなのは、和洋折衷な着こなしだ。 着物をベースに、チョーカーやハイヒールなど、 モード系の小物を組み合わせて着る着方が好き。 着付け師に着せてもらう場合、 自分でお直しができないことを前提に着せられる。 着崩れしないように、詰め物をしたり、 帯をキツく絞められて、ご馳走が食べられなくなったり… その結果、着物は、不便なものだと思われがちだ。 しかし、自分好みの着付けを研究することで、いくらでも快適な衣類になる。 たまーに、アレンジを加えた着付けは、 伝統的じゃないと批判されることがあるが、 大正時代は、和洋折衷なファッションが流行していた。 私のアレンジも、大正時代のファッションの影響を受けている。 和装文化と洋装文化が、いい感じに同居していた大正時代は、 歴史的に、最もおしゃれな時代だったと私は思う。 着物は、日本人女性の美しさを、引き立てる最高の装束だ。 今日のサムネの写真は、振袖の写真だが、 我ながら、お人形にも匹敵するほどの可愛さだと思っている笑 着物は、外見のみならず、着るだけで、所作を磨くこともできる。 せっかく着物を着ていても、所作がガサツになれば、 品がないだけでなく、着崩れしてしまう。 水戸黄門の助さん格さんを演じた俳優は、 とても所作が綺麗だ。 姿勢が良く、歩いているだけで様になる。 最近は、整形やメイク等、手軽に手に入る美に重きをおかれる風潮にあるが、 所作を極めることで、見た目の美しさだけでなく、 内面の美しさをも演出することができる。 少なくとも私は、着物の着付けを始めたことで、 所作を意識するようになり、外見だけでなく、内面までも美しくなったと思う。 これからも、私なりの着物ファッションを楽しみたい。

    枢木レイ
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  17. 6/14 (土) 0:28

    ダイエッターの筋トレメニュー

    レッグプレス、ラッドプルダウン、ショルダープレス。 限られた時間で、筋肉量を増やしたければ、 この3種目をやっていれば間違いない。 効率よく筋肉を増やすには、大きな筋肉を鍛えるのがいい。 人間の体の中で最も大きいのは、太もも周辺の筋肉。 レッグプレスをやると、太ももから、お尻まで鍛えられるので、 代謝を上げたければ、レッグプレスは外せない。 ラッドプルダウンは、背中の筋肉を鍛えるマシン。 逆三角形の背中を作るのに、必須の筋肉で、 主に、背中の筋肉を鍛えることができる。 ショルダープレスは、肩の筋肉を鍛えるマシンだが、 肩の筋肉も、面積は大きいので、代謝アップには欠かせない。 ゆえに、時間がないけど、効率よく筋肉量を増やしたい人には、この3種目をおすすめする。 痩せたいからと、有酸素運動を始める人が多いが、 有酸素運動は、運動効率が良くない。 50kgの人が、30分走っても、200kcalくらいにならず、ダイパが悪すぎる。 それよりも、筋肉量を増やして、基礎代謝を上げる方がいい。 筋肉量を1kg増やしても、13kcal/1日しか、筋肉の基礎代謝は増えないが、 筋肉量を増やすことで、周辺の内臓の代謝が上がり、 トータルで50kcal/1日ほど、基礎代謝が上昇するようだ。 つまり、筋肉量を2kg増やせば、 何もしなくても、ランニング15分に相当するカロリーを消費できるようになる。 筋トレのパフォーマンスを上げるためにも、 入浴と睡眠は必須だ。 私は、夏でも、毎日、42度の湯船に浸かる。 あくまで私の経験則だが、42度のお湯に、 5分程度、浸かってから、十分な睡眠を取ると、筋肉痛の治りが早くなる。 筋肉痛がひどい時は、疲労回復に特化したLUSHの入浴剤を使っている。 https://www.lush.com/jp/ja/p/salt-water-soother-epsom-salt-bath-bomb プラシーボ効果なのかもしれないが、疲労回復効果が凄まじい笑 ダイエットを考えているなら、運動よりも、食事管理の方が重要だ。 30分走って、200kcalを消費するよりも、 米を小盛りにしたり、おやつをやめたりして、 200kcalを節約する方が簡単だろう。 ゆえに、ダイエットをしたいなら、 食事>>>筋トレ>>有酸素運動の順で、検討すると良い。 目先の体重に惑わされず、体組成を見て、 何が減っているのかを分析することも重要だ。 体重が減っていても、脂肪量が変わらず、 筋肉量だけが減っていたら意味がない。 逆に、体重に変動がなくても、脂肪が減って、筋肉が増えていたら、優秀である。 ちなみに今の私は、筋肉量も脂肪量も多いガチムチボディだ(笑) 3年前までは、体脂肪率が20%だった。 女性にとって、体脂肪率20%は、 健康と美容を両立するのに、理想的な数字だ。 20%を切ると、無月経のリスクが上昇する。 当時の私は、鏡の前で、自分の体に見惚れるほど、体型に自信があった。 上から、バスト89、ウエスト60、ヒップ90。 まさに、ボンキュッボンという言葉が相応しい芸術的な体型だ。 ある意味、ボディメイクも、自分の体を使った芸術であると言える。 正しい方法で、美しさを磨き続ける精神は、美学でもあると私は思う。 しかし、コロナ渦による運動不足と食べ過ぎによって、 ムチムチボインになってしまった。 おっぱいは大きくなったので、大胸筋を鍛えて、おっぱいの容量を維持しながら、 削りたい部分だけを削れば、 3年前よりも、芸術的な体型を目指せるだろう。 ゆえに、現在は、20歳の頃の体脂肪率に戻すため、食事管理をしている。 具体的には、高タンパク、中糖質、低脂質な食事だな。 米は、玄米や雑穀米に置き換え、 一食あたりの米の量を120gにしている。 雑穀のメリットは、低GIであることと、食物繊維量が多いこと。 GIとは、血糖値の上がりやすさを示す値で、 高ければ高いほど、血糖値スパイクを起こしやすい。 血糖値スパイクは、血管に負担をかけるだけでなく、急降下後に空腹感を感じやすいので、ダイエットの大敵だ。 食物繊維が多いことによるメリットは、 腸内環境が整うことで、便通がよくなり、 免疫力が上がること。 白米を食べていたころは、慢性的な便秘に悩まされていたが、 雑穀に切り替えてから、便秘とは無縁の体質になった。 他には、献立の中で、必ず肉や魚などのタンパク質群を取り入れ、卵を1日3個以上、摂取する。  目標タンパク質量は、体重kg@2g。 体重が50kgなら、100gが目標だ。 食事だけで、100gを摂取するのは難しいので、 足りない時は、プロテインで補う。 脂質制限に関しては、パン食を辞める、 家で揚げ物をしないなど、やれることをやっている。 特に、菓子パンは恐ろしい。 ミニスナックゴールドは、ミニという可愛らしい形容詞がついているが、 総カロリー500kcalを超えるカロリー爆弾食品だ。 おまけに、菓子パンは血糖値スパイクを起こしやすい食材だから、 食後数時間程度で、強烈な空腹感に苛まれることになる。 生粋の日本人であるせいか、パン食は体に合わない。 たまに食べる分には問題ないが、 パン食が続くと、体の調子が悪くなる。 日本人は黙って、米を食べていればいい。 そんな生活を3ヶ月間、続けていると、 筋肉量はそのままで、体重だけが2kg減少した。 このまま食事管理と運動を継続して、 20歳の頃よりも芸術的なボンキュッボン体型を目指したい。

    枢木レイ
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  18. 6/12 (木) 15:41

    子ども家庭庁が叩かれる理由

    子ども家庭庁に対する批判が凄まじい。 年間7兆円の予算が投じられている省庁であるにも関わらず、 親御さんたちは、生活の変化を実感していない。 仮にも、年間7兆円を18歳未満の子どもに分配するとしたら、 7兆/1400万人=1人50万円(年間)を支給できる。 月額に換算すれば、月4万円だ。 訳のわからん省庁に、7兆も投じるくらいなら、 子ども手当を、月4万ずつ加算する方が、子どもたちのためになるだろう。 私は、20代前半で、その気になれば、 結婚して、子供を産むことができるが、 子どもを持ちたいとは思わない。 決して、子どもが嫌いなわけではない。 施設育ちの私は、職員と一緒になって、幼児の世話をするくらい、子どもが好きだった。 トライヤルウィークでは、迷わず保育所を選んだ。 ※トライヤルウィーク=中学生が、1週間、職場体験をする学校行事。酒鬼薔薇聖斗事件をきっかけに、神戸市で導入された。 保育士は給与が安いから、保育士を目指そうと思ったことはないが、 保育士の仕事には、憧れがあった。 これだけ子どもが好きでも、自分の子どもを持つことには消極的だ。 産休中は、一時的に収入が減少し、 夫の稼ぎに依存せざるを得なくなる。 会社に理解がなければ、会社にいづらくなって、 離職する事態も想定される。 かと言って、子どもを抱えた女性の再就職は困難だ。 ゆえに、旦那がヤベェ奴だったとしても、 子育て中の女性が、経済的に自立することは難しい。 勇気を持って離婚しても、修羅の道が確定する。 実家が太ければ、まだマシだが、 実家がなければ、子どもとの時間を犠牲にして働いても、 爪に火をともすような生活が想定される。 子どもが習い事をしたいと言っても、 満足に通わせることができず、 大学の学費なんて、夢のまた夢の話だ。 子どもが好きだからこそ、ちゃんとした教育を受けさせてあげたい。 母子世帯に対して「そんな男を選んだのは自分なのだから、自業自得だ」という人がいるが、 まともな男を判断するためのマニュアルが存在するわけではない。 だから、私は、自分一人でも、満足に子どもを育てられる経済基盤ができるまで、 子どもを持たないと決めている。 そんな女性たちに、子どもを産ませるには、 どうすれば良いのだろうか。 これはあくまで私の持論だが、 母子限定のベーシックインカムを導入すれば良いのではないかと考えている。 ベーシックインカムとは、わかりやすく言えば、一億総生活保護制度だ。 金持ちにも貧乏人にも、最低限度の生活が営める程度のお金を支給する。 結局、女性の不安は、お金だ。 子どもを産むことで、母子共に生きていけるだけの生活費さえ確保することができれば、 男性の経済力に依存しなくても、生きていくことができる。 人口を維持するためには、一人の女性が、 2人以上、子どもを産まなければならない。 仮にも、母+子ども2人の世帯が、 都市部で生活保護を受けると、 毎月25万弱が支給される。 これに加えて、小学校入学のタイミングで、6.5万円、中学では8万円程度の入学一時金が出る。 しかも、生活保護世帯は、医療費無料だ。 母親+子2人が、20年間、生活保護で生活すると、 総支給額は、子ども一人当たり3000万円程度。 国公立大学の学費まで支給したら、3300万円、 私立大学でも、3600万円だ。 その子どもが大人になって、就職すれば、 2億程度の生涯賃金が期待できる。 現在の税負担率は、50%近いから、 子どもが2億円も稼げば、1億円近くの税金が回収できるだろう。 つまり、60年スパンで、元本を3倍にすることができる。 60年間で、元金が3倍なら、年利6%だ。 年利6%なら、かなり優秀な投資先と言えるだろう。 子供が生まれることは、経済的なメリットだけにとどまらない。 人口が増えることで、経済規模が拡大し、 国内消費だけでも、そこそこのGDPを稼ぐことができる。

    枢木レイ
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  19. 6/4 (水) 22:45

    ワンマイルウェアで表現する私の美学

    私は、在宅ワークと近場のバイトを兼業していて、 長距離の移動をすることがない。 せいぜい、友達と会うときに、梅田に行くくらいのものだ。 ゆえに、日常生活では、電車に乗ることがほとんどなく、 自転車があれば、大抵の用事は済ませられる。 まぁ、梅田でさえも、自転車で行けてしまうのだけれども。 ゆえに、普段は、ワンマイルウェアを着ることが多い。 ワンマイルウェアとは、自宅から半径1マイル(1.6km)の移動で、着るような服のこと。 コンビニや、スーパーに行くような服だ。 ワンマイルウェアは、そのままジムに行けるような服を選んでいる。 ジムを継続するのに、大切なことは、 ジムに行くハードルを下げること。 ジムに行くたびに、着替えを用意したり、 現地で着替えたりする手間が、 筋トレ継続のボトルネックになる。 ゆえに、私は、普段から、スポーツウェアを着用し、 気がむいた時に、ふらっとジムに寄れるようにしている。 Tシャツに、スポーツレギンスというスタイルが、デフォルトだ。 日本では、スポーツレギンスのうえに、 ショートパンツを重ね履きする人が多いが、 私は、あのスタイルに美学を感じないため、 レギンスを一枚履きしている。 日本人女性は、お尻の筋肉が発達していない人が多く、 お尻のラインが平らな人が多い傾向にある。 そんな人が、ヒップラインを出すと、貧相に見えがちだ。 そのせいか、ヒップラインを出すこと=恥だと考えて、 レギンス一枚履きに抵抗がある人が多い。 しかし、私は、子どもの頃から、スポーツをやっていたせいか、 ヒップラインには自信がある。 筋肉量が多いから、厚みがあるのに、垂れていない。 たまーに、お尻のラインを出すと、 周囲の目が気になるという人がいるが、 みんな、周りの目を気にしすぎだ。 世間は、自分が思っている以上に、 他人のファッションに関心がない。 仮に、男の人に見られていたとしても気にしない。 むしろ「私の美しいお尻を目に焼き付けるたまえ」というスタンスだ。 多くの女性は、女としての幸せを知る前に、 性犯罪から身を守れと教わり、 女性としての体の機能に不便を感じることがある。 ゆえに、多くの女性は、女性であること自体がリスクだと考えてしまっていて、 女であることを乗りこなせない。 しかし、私は、女性らしさを全面的に出すことに抵抗がない。 ここでいう女性らしさとは「女子力」といった類いのものではない。 世間のいう女子力とは、男性に愛され、 選ばれる能力のことを意味する。 一方で、私が定義する女性らしさとは、 自分の中にある女性らしさを肯定し、 女性としての人生を謳歌しようとする感覚のことだ。 その点、スポーツウェアはいい。 いやらしさが一切ないのに、ヘルシーな色気を感じる。 健康と色気は、紙一重だ。 そもそも、色気とは、健康な子供を残すための本能に由来するもので、 健康であることは、生き物としての美しさに直結する。 わらわが美しいのは、心身ともに健康であるからだ。 女性としての自分を肯定し、 自分の人生を楽しんでいるから、いやらしさがない色気が滲み出る。 私のことを、ジロジロ見てくる男性がいたら、 …きっと彼は、私のことを可愛いと思っているに違いないと思ってる笑

    枢木レイ
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  20. 6/1 (日) 13:56

    生命倫理意識が高い系女子

    私は、子どもの頃から、生き物が好きだ。 幼稚園の頃は、押し花の課題で、 「お花を摘むのはかわいそうだから嫌だ」といって、先生を困らせていた。 当時の私は、花の一輪一輪に、命が宿っていて、 お花を摘むこと=殺生だと考えていた。 子どもが命の概念を理解するのは、 小学校に上がってから、という説がある。 子どもは、カブトムシを捕まえて、 家に持って帰るが、子どもの杜撰な世話では、 すぐに死んでしまう。 子どもたちは、カブトムシの亡骸を見て、命の不可逆性を学ぶのだ。 そう考えると、幼稚園の時点、命の概念を理解していた私は、かなり早熟だと言える。 小学生の頃は、虫や爬虫類が好きだったが、 捕まえるのは、可哀想だと思って、 眺めるだけで我慢していた。 自宅に連れて帰るなど、論外だ。 私に、満足な世話はできないから、 いたずらに彼らの命を縮めてしまうことになる。 生命倫理意識が高いと、ビーガン(菜食主義者)になりそうなものだが、 私は、ビーガンではない。 肉も魚も卵も食べる。 押し花のように、娯楽のために、命を奪うのは、申し訳ないと思うが、 生きるために命をいただくのは、自然の摂理だ。 食べることを否定することは、生きることを否定することに同じである。 大人になった今でも、生命倫理意識は健在だ。 いまだに、花を摘むのには、抵抗があって、 お花屋さんに並んでいる花が可哀想だと思ってしまう。 私は、自然から切り取られた花よりも、 自然界の中で逞しく生きる花の方が好きだ。 生きているって感じがする。 2年ほど前からは、自分で野菜を作ろうと、 ベランダ菜園を始めた。 私が、ベランダ菜園を始めようと思ったのは、 日本の食料自給率の低さに危機感を覚えたからだ。 輸入に依存しているから、円安の影響で、 食料の値段が高騰している。 そこに、トドメを刺すように、昨年から米が不足した。 日本は、世界4位のGDPを誇る経済大国だが、 お金があっても、食料が手に入らない事態は想定される。 例えば、戦争や紛争等で、輸入先の食糧事情が逼迫して、輸出しなくなるなど。 それまでは、お金さえあればなんとかなると思っていたが、 お金自体に価値はない。 お金を物やサービスに交換して、初めて価値が生まれる。 お金があっても、物やサービスがなければ、 お金は、ただの紙クズになりうる。 実際に、インフレで物価が高騰すると、 お金の価値は相対的に下がってしまう。 90年代は、100円で買えたコンビニの菓子パンが、 今では、150円を超えている。 パンの値段だけで考えれば、お金の価値が30%以上も減少していることになる。 100万円が70万円になるのだ。 物価上昇に伴って、手取りが増えていたら何も問題はないが、 ここ30年の政治の怠慢で、平均手取り額は増えるどころか、100万円以上も減少している。 このまま不況が続けば、食料さえも、 まともに買えなくなるかもしれない。 お金が当てにならないのなら、食べ物を作るしかない。 そこで私は、今やれることから始めようと、ベランダ菜園を始めた。 受験が終わったら、趣味の一つとして、農業の勉強を始めたいと思っている。

    枢木レイ
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  21. 5/26 (月) 22:39

    メンズハンターワイルズ!

    2023年に、性犯罪が厳罰化された。 性犯罪の厳罰化によって、それまで泣き寝入りしていた人たちが救われるが、 一方で、冤罪のリスクを懸念する人もいる。 最近は、草食どころか、何も食わない絶食系男子が増えているというが、 性犯罪で訴えられるリスクを考えたら、 当然の流れだと私は思う。 そんなご時世だから、今時は、女性から誘うくらいが、ちょうどいいと思ってる。 古(いにしえ)の恋愛指南書には、 「男はハンターだから追わせるべし」などと書いてあったりするが、 男がハンターだったのは、縄文時代の話だし、 最近の研究では、女もハンティングしてた説が濃厚になりつつある。 今は令和だ。 獲物を追わずとも、お金を稼げば、食品が買える便利な時代。 「男は追わせるべし」という人は、 いつまで縄文時代を生きるつもりなのだろうか? 私は女だが、超がつくほど優秀なハンターだ。 今のところ、狩りの成功率は100%。 ゴルゴ31のように、狙った獲物は逃さない。 私の狩りの成功率が100%なのは、自分の実力が分かっているからだ。 私のスペックで、落とせる男性を洗い出し、 その中から、最適な男性をハントする。 レベル1のプレイヤーが、ベヒーモスを倒そうとしたって、無理な話だろ? スライムを倒しまくって、経験値とお金を稼いで、 装備を揃えなければ、ベヒーモスには勝てない。 また、敵には相性というものがある。 水タイプに、炎タイプの攻撃を与えても、 「こうかはいまひとつのようだ」。 期待できるダメージの1/2程度のHPしか削れない。 水タイプなら、じめんタイプや、いわタイプに強い。 氷タイプの技を覚えて、初代ポケモン最強と言われていたドラゴンタイプに対抗するのもアリだろう。 恋愛もゲーム感覚で考えれば、何も難しいことはない。 自分の実力で、倒せる相手を倒せばいい。 もっと強い敵を倒したければ、はぐれメタルを倒して、経験値を積めばいいだけの話だ。 何も難しいことはない。 いつまで経っても、受け身のスタンスでいるから、恋愛が難しいのだ。 世の女性たちが、自分に自信を持って、 男性を誘うことができたら、草食系男子問題は、まるッと、するっと、ゴリっと、エブリシング解決するだろう。 しかし、時代が変わっても、女性が受け身であるというスタンスは変わっていない。 虎穴に入らずんば虎子を得ず。 本気で女性と、付き(突き)合いたいなら、 自衛をした上で、戦わなければならない。 男性側の自衛手段としては、 一、同意の形成を明確にしておく。 一、女性がいつでも逃げられる環境を作っておく。 同意の形成に関しては、ラインやメールなど、履歴が残る形で、 女性側の「ヤりたい」を引き出しておくことだな。 冤罪を防ぐために、同意書を作成するという人もいるが、 現実的な方法ではないし、 無理やり書かされたと言われたら、同意書としての効力はなくなる。 ホテルに行く道中で、手を繋いだり、 肩を寄せていたりすると、 無理やり引っ張っているように見えるから、 女性の体に触れない方がいい。 ここまで徹底しないと、 突き合えない世の中とは皮肉なものだ。 現行法では、女性も不同意わいせつで捕まりうる時代だからな。 私も、男性を襲って、ブタ箱行きにならないように気をつけよう笑

    枢木レイ
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  22. 5/14 (水) 21:50

    結婚と就職は似ている

    若者はすぐに会社を辞めるというが、 やめられる会社には、相応の理由があると思う。 私は、過去に一度だけ短期離職をしたことがある。 正社員として採用すると言っていたのに、 入社してから、社員登用がいつになるかわからないと言われたからだ。 求人票には、最初の1ヶ月は試用期間で、 契約社員として働き、問題がなければ、社員登用するという話だった。 社員登用を約束した場合、よほどのことがない限り、社員登用を拒否することはできない。 例えば、欠勤が多すぎるとか、上司の言うことを聞かないとか… 仮に、スキルレベルが足りなかったとしても、 それが社員登用を拒む理由にはならない。 だから、雇い主に圧をかけてやろうと思って、 「1ヶ月以内に社員にしてくれなければ、辞める」と言ってみた。 すると「社員登用の話は聞いていない」と一蹴された。 実は、この会社は、私が入社する前に、トップの人事異動があり、 情報が引き継がれていなかったらしい。 私からすれば、そんなことは知らん。 引き継ぎができていないのは、向こう側の都合であって、私には関係のない話だ。 その会社は深刻な人手不足に悩まされているので、 当然、引き留められたが、ここで引き下がるわけには行かない。 「今ここで、1ヶ月以内に社員登用をするという約束ができないなら、退職する」というスタンスを曲げなかった。 この構図は、煮え切らない男と、プロポーズを待つ女の関係に似ていると思った。 多くの男性は、ギリギリまで遊びたいと思っているが、 女性は、出産のタイムリミットがあるから、早く結婚したいと思ってる。 特に、計画性なしに同棲したカップルは、このような関係になりがちだ。 同棲とは、結婚という人参をぶら下げることで、何の責任も負わずに、甘い蜜を吸える状態である。 仕事も同じ。 社員登用という人参をぶら下げることで、 社員として雇うリスクを負わずに、安い賃金で働かせられる状態だ。 しかし、女性や労働者には、旬がある。 特に、子供を希望するむ女性の場合、35歳で高齢出産の域に入るから、 煮え切らない男を待っている余裕はない。 労働市場でも、未経験の職種に飛び込めるのは、せいぜい35歳まで。 社員にするする詐欺で、 貴重な20代の時間を奪われた結果、再就職で詰む人は、少なからず存在する。 しかし、奴らから時間を奪い返すことはできない。 私の時間を大切にしない会社(男性)に、忠誠を尽くす義理はないのだ。 世の中には、履いて捨てるほど、たくさんの会社(男性)がある。 例え、その男が、ハイスペイケメンでも、 自分の時間を大切に扱ってくれない男に価値はない。

    枢木レイ
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  23. 5/5 (月) 20:21

    GWにドカ食い気絶したら。

    嘔吐と下痢と発熱で寝込むことになった笑 GW中だから、病院に行くレベルになっても、 休日営業をしてる病院に駆け込むか、 救急で、急外を受診するしかない。 なんとしてでも悪化しないように、 気合いで治さなければ… 下痢や嘔吐は、ウイルスを排除するための防御システムだから、 薬で無理に止めたら、治りが悪くなる。 発熱や関節痛に対して、鎮痛剤を使うのも良くない。 胃が弱ってる状態で、鎮痛剤を胃に入れると、 余計に胃が悪くなってしまう。 発熱も、免疫システムを活発化させるための防御システムのうちの一つだ。 白血球は、平熱よりも、少し高いくらいの温度の方が、戦闘力が上がるから、 病原菌が侵入すると、体温が上がる。 人間の体は、薬以上に優秀だ。 薬なんかに頼らなくても、安静にしてれば治る。 実際に、不快な症状は、3日程度で消失し、 病院や薬に頼らずとも、回復した。 ドカ食い気絶部やって、体調が悪くなるたびに、 ドカ食い気絶部を引退しようと思うんだけど… 忘れた頃に「自分だけは大丈夫だ」という根拠のない自信だけで、ドカ食いを再開してしまう。 私に必要なのは、薬ではなく、学習能力だ笑 ドカ食いをやめられる薬が欲しい笑 というわけで、調べてみたのだが… GLP-1という糖尿病薬が、ダイエット薬として使われているらしい。 内服薬なら、リベルサス、 注射薬なら、オゼンピックや、マンジャロという商品名の処方医薬品だ。 医師の処方箋がなければ買えない。 しかし、この薬が、絶妙に高い。 私は、健康診断オールAの健康優良児なので、保険は使えず、 1ヶ月で、2-3万円の薬代がかかる。 私が働く調剤薬局にも、この手の薬を貰いにくる人がいるが、  みんな、めちゃめちゃ横幅がデカい。 …私が使ったら、痩せすぎて、違うビョーキになりそうだな。 薬なんかに頼らず、普通にドカ食い気絶部を卒業しよう。

    枢木レイ
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  24. 5/2 (金) 1:40

    コンビニ人間

    コンビニ人間という作品を読んだ。 主人公は、36歳の女性。 大学の頃から、18年間、コンビニでアルバイトをしている。 彼女は「普通」じゃない。 幼稚園の頃は、綺麗な小鳥の死骸を見て、 「お父さんは、焼き鳥が好きだから、持って帰って食べよう」と言う。 当然、周りのお友達は「かわいそう」だと言って、 お墓を作ったが、彼女からすれば、 わざわざ食べられるものを、土に埋める意味が分からない。 小学校でも度々、問題を起こしている。 男の子同士の喧嘩を止めろと言われて、 男子児童の頭を、思いっきりスコップで殴った。 女性教員がヒステリーを起こした時は、 ヒステリーを止めようと、教員の下半身を裸にした。 殴ったり、脱がせたりすれば、目的は達成されるが、 周りは、なぜか自分のことをおかしいと言う。 周囲の大人たちは、虐待やネグレクトを疑ったが、 主人公の家庭は、絵に描いたように幸せな家庭だ。 カウンセリングにも行ってみたが、 「愛情を注いで、ゆっくり見守りましょう」と、 薬にも毒にもならないことを言われるだけ。 以来、彼女は、友達も作らず、必要以上のことは喋らず生きていく。 トラブルは無くなったが、両親は、 このまま生きていけるのかと、心配していた。 そんな時、コンビニの求人を見つける。 彼女にとって、コンビニバイトは転職だった。 マニュアル通りに生きるだけ。 コンビニでは、作るべき表情まで教えてくれる。 彼女は、コンビニで働くためだけに、 最適化された「コンビニ人間」として生まれたのである。 彼女にとって、マニュアル化されたコンビニは居心地が良かった。 私は、そんな彼女を見て「ケーキの切れない非行少年たち」を思い出した。 ケーキの切れない非行少年では、何かしらの罪を犯して、ネンショーにいる境界知能の子について書かれた作品だ。 ※ネンショー=少年院の略 ※境界知能=知的障害と診断されるレベルではないが、 普通の人よりも、知能指数が低い状態のこと。 時に、境界知能の少年にとって、ネンショーは、居心地の良い場所になりうる。 良くも悪くも、ネンショーでは、 刑務官の話を聞いて、指示に従っていれば、 大きなトラブルに発展することがない。 自由には、責任が伴う。 自由を享受したいなら、その自由が人に与える影響や、 行動を起こした結果を想像する能力が必須だ。 しかし、世の中には、自由を享受するために必要な想像力が欠如している人がいる。 そんな人たちにとって、マニュアル通りに生きるだけの不自由な世界は、居心地がいい。 コンビニ人間の女性には、ASDの傾向がある。 ※ASD=知的な遅れがないタイプの自閉症。発達障害の一つ。 自由を謳歌するのに必要な想像力が欠如しているから、 マニュアル化されたコンビニに居心地の良さを感じる。 私は、良くも悪くも「普通の人」だから、 36歳独身で、バイト経験しかない女性を見つけると、 お節介ながら、心配してしまうだろう。 幸せの形は、多種多様と言いつつ、 「普通じゃない」人間に、プライバシーもへったくれもない。 「なんで結婚しないの?」 「就職しないの?」などと無神経な質問を投げかける。 「普通」の人間として、今までの自分の発言に反省すべき点があったことに気がついた。 本当に人生は色々で、周りから見れば、心配になる人も、 その人にとっては、最高の人生なのかもしれない。 私は、そういう幸せを理解できる人間でありたい。

    枢木レイ
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  25. 4/28 (月) 21:19

    一人暮らしの人が猫を飼うリスク

    最近、猫を飼育放棄する飼い主が増えているらしい。 コロナ禍で、在宅ワークが増えたことで、 猫を迎える人が増えたが、 コロナが明けて、ライフスタイルが戻ったことで、 猫を飼うのが難しくなった人が増えたのだろう。 しかし、私には、猫を手放せる人の気持ちが理解できない。 私にとって、猫は我が子同然の存在だ。 猫と離れるなんて、考えられない。 4泊5日で、入院した時は、 近所の友達が、私の家に、通ってくれていたが、 入院中は、気が気でなかった。 手術を終えた瞬間から「早く退院したい」と医師に交渉し、 8日間の予定を、5日間に短縮してもらった。 5日ぶりに猫の顔を見たら、術後の痛みが吹き飛んだ。 猫の可愛さには、ロキソニン以上の鎮痛効果がある。 猫さえいれば、鎮痛剤はいらない笑 猫は癒されるだけでなく、人間の健康にも良い影響を与えるようだ。 犬猫を飼っている家庭の子どもは、 アレルギーが少なく、風邪を引きにくいというデータがある。 実際に、私は赤ちゃんの時から、猫がいる生活だったが、 アレルギーはなく、滅多に風邪を引かない。 周りでインフルエンザが流行っても、 私だけは、いつもピンピンしている。 猫を飼っている人は、そうでない人に比べて、うつ病の発症リスクも少ない。 うつ病になって、働けなくなったら、 猫を食わせていくことが難しくなる。 猫との生活を守るためにも、病気になるわけにはいかないのだ。 その気力が、私の健康に貢献しているのだろう。 仕事で嫌なことがあっても、猫を食わせるためだと思えば頑張れる。 しかし、一人暮らしで、猫を飼うと、 飼い主に何かあった時に、猫が困る。 入院なら、近所の友達が通ってくれるが、 私がポックリ逝ってしまったら、野良猫になってしまう。 そこで、いろいろ調べてみたのだが、 ペット信託と呼ばれるサービスがあるらしい。 何かしらの事情で飼えなくなった時、 猫の飼育費用を一括で支払って、猫の面倒を見てもらうサービスだ。 飼い主が亡くなった場合も、遺言状を作成することで、 猫の飼育を委託することができる。 私はまだ若いが、何が起こるか分からない。 …今後のことを考えて、遺言状を書いておこうかな。 https://youtube.com/shorts/REcd1RYqCAg?si=PBv1Vc56IPAW2eJG 猫動画あげました。

    枢木レイ
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  26. 4/27 (日) 16:30

    子宮恋愛ってなんやねん。

    読売テレビで放送中の「子宮恋愛」が、 ネットで炎上している。 私の子宮が恋をした。 しかし、その相手は夫ではない。 気になったので、原作の漫画を最後まで読んでみたのだが… 私は、子宮恋愛をした主人公に、全くと言っていいほど共感できなかった。 主人公は31歳の既婚女性。 子どもが欲しいと考えているが、 多忙な夫とはレスが続いている。 共働きなのに、旦那は家事に非協力的で、 脱いだ服を、カゴに入れることすらできず、 世話を焼いてくれる主人公の愛情に、あぐらをかいている。 主人公は、人の顔色を伺ってばかりだ。 誰かに尽くさなければ、愛されないと思い込んでいて、 家事に非協力的なモラハラ旦那にも、一方的に尽くしてしまう。 上司にセクハラ発言をされても、ヘラヘラしていて、怒らない。 そんな女性を幸せにしてくれる日系ブラジル人のイケメン。 いけないことなのに、恋心は止められない。 …古典的なディズニー作品に、不倫というテイストを加えたシンデレラストーリーという感じだな。 大人版シンデレラと言っても、過言ではない。 私は、不倫する人を叩くほど暇じゃない。 しかし、外に男を作らなければ、 満足できないような生き方は嫌いだ。 女の人生は難しい。 女が男を選ぶ時、自分が幸せになれない基準で、男性を選ぶ人が多すぎる。 その基準とは、 一、周りが認める男であるか。 一、トキメキを感じる男であるか。 しかし、このような基準で男性を選んでも、高確率で不幸になる。 実際に、子宮恋愛の主人公は、家族も認める男という理由で、結婚に踏み切って、失敗している。 私が、男性を選ぶ基準を教えてやろうか? 一、実家のママンと適切な関係を築いているか? 一、良識やマナーのある運転ができるか? 一、女性の成功を素直に喜べるか? この3つの条件が揃っている男性を選べば、間違いない。 実家のママンとの付き合い方は、未来の自分への態度だと考えた方がいい。 ママンに依存したり、威圧的な態度をとる男は、その時点でアウト。 今は優しくても、結婚したら豹変する。 車の運転には、人柄が現れる。 たまに、普段は優しいけど、運転の時は怖いと嘆く人がいるが、 運転している時こそが真の姿だ。 多少、運転が下手でも、道を譲れる精神があれば、それでいい。 他人の成功を喜べない男は、男として以前に、人として失格だ。 他責思考のクズである確率が高く、自分が幸せになれない理由を人のせいにしがち。 私が、友達に男性を紹介する時は、 これらの条件を満たした男性を紹介する。 何百年も生きている私が、認めた自慢の男たちだ。 幸せになれないはずがない。 しかし、このような男性を紹介すると、 高確率で「男として見れない」と言われてしまう。 彼女たちが求めているのは、幸せな恋愛ではなく、トキメキや周囲の評価だ。 若い女性は、インスタ映えするイケメンにハマり、 適齢期の女性は、親や友達が認める男を選ぼうとする。 しかし、自分の人生は自分のものだ。 子宮や周囲の評価に支配されている人は、 いつまで経っても、幸せになれない。 日本では、3組に1組が離婚すると言われているが、 関係が崩壊しているにも関わらず、 婚姻関係を続けている人も含めると、 男女関係で失敗している人は、膨大な数になるだろう。 その点、子宮恋愛は、結婚や恋愛で失敗した女の解像度が高いから、面白い。 旦那選びに失敗して、不満を持ってるような女性が、 この作品を消費してるんだろうな。 幸せになりたいなら、トキメキは外注し、 精神性が高い男性と一緒になったほうがいい。 わざわざ浮気に走らなくても、この世には、 インスタントに、トキメキを享受できるコンテンツで溢れている。 乙女ゲームはいいぞ。 個性豊かなイケメンを食い散らかせるし、 二股をかけても、社会的に殺されるリスクはない笑 もちろん、乙女ゲームの趣味は、内緒にしたほうがいい。 たまに、推し活を認めてくれる男性がいいという強欲な女がいるが、 女性だって、アイドルに夢中になってる男は嫌だろ? あえて相手が不快になる趣味を、公にするメリットはない。 世の女性たちは、恋愛を難しく考えすぎだ。 満たされない女性にとって、幸せな恋愛は、遥か彼方の存在に思えるのかもしれないが、 幸せとは、ほんの少しだけ、見方を変えるだけで、 誰でも手に入れることができるもの。 彼氏がいないと嘆いている人は、彼氏がいなくても、幸せになれる方法を考えると良い。 自分の足で歩けるようになった時、真の愛に出会うことができるだろう。

    枢木レイ
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  27. 4/25 (金) 22:10

    Apple信者が選ぶベスト・オブ・Apple製品

    私は、Apple製品が好きすぎて、 一通りのApple製品を買い集めた。 iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、AirPods、Apple tv。 中でも、最も買って良かったと思ったのが、 AirPods Pro 2だ。 AirPodsは、初代が発売された頃から気になっていたのだが、 耳が小さすぎて、ファット感がなかったので、購入を見送っていた。 しかし、AirPods Pro 2から、XSサイズのイヤーチップが登場し、 耳の小さい私でも、使えるようになった。 これは買い時だと思い、Apple公式でポチる。 正直なところ、音質には期待していなかった。 同じ金額を出すなら、BOSEやSONYなど、 音響に特化したメーカーの商品の方が、 音質は優れているだろう。 私が、AirPodsに期待していたのは、 他のApple製品との親和性だ。 それまでは、BOSEのワイヤレスイヤホンを使っていたのだが、 私は、iPhoneだけでなく、MacやiPadも使うので、 その都度、接続し直すのが面倒だと感じていた。 しかし、AirPodsなら、何も操作をしなくても、 常に自分が使っている端末に、接続される。 例えば、Macで音楽を再生している時に、 iPhoneで、音楽を再生すると、 自動で、iPhoneに接続されて、iPhoneで流している音楽が再生される。 それだけではない。 AirPods Proのノイズキャンセリング機能が最強すぎて、 AirPodsなしの生活が考えられなくなった。 昔から、騒音が苦手だ。 HSPを自称するほどではないが、 映画館の大きな音が苦手で、映画館に行けない。 子どもの頃は、掃除の時に、一斉に机を引く音が苦手で、 掃除の時間になると、教室から逃げ出すことが多々あった。 私からすれば、机を引く音と、黒板を爪で引っ掻く音は、同じようなものだ。 教師は、掃除をサボりたくて、逃げていると思っていたらしく、 私のことを怠け者だと言ったが、決して掃除をサボりたくて逃げているわけではない。 机を引く音が不快だから、逃げている。 しかし、子どもの頃は、不快な気持ちを表現する能力が未発達で、 うまく伝えることができなかった。 ASD(自閉症スペクトラム)にありがちな現象だな。 ASDの人は、感覚が過敏であることが多く、 気持ちを表現する能力に欠けている。 ゆえに、学校でトラブルを起こしやすく、 教師からは、厄介者として扱われがちだ。 その結果、定型発達者に比べて、怒られる頻度が高く、自己肯定感が下がりやすい。 実際に私も、子どもの頃は、自分が何もできない人間だと思い込まされていた。 IQが高いので、勉強の出来は良かったが、 それ以上に、問題行動が多いから、 勉強ができても、褒めてもらえない。 学校に適応するために、イヤーマフを勧めるケースもあるが、 悪目立ちして、いじめのターゲットになりやすい。 大人になると、ある程度の騒音には耐えられるようになったものの、 騒音がストレスであることに変わりはない。 しかし、AirPods Pro 2によって、 私のQOLは爆上がりした。 騒音のストレスがなくなり、毎日が快適だ。 あまりにも快適すぎて、2台目を購入した。 AirPods Proはすごい。 騒音に悩んでいる人は、ぜひ試してみてほしい。

    枢木レイ
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  28. 4/23 (水) 21:58

    青春リセットボタン「学校非適合者」

    定時制高校は、中学や全日制高校で、落ちこぼれた人が集まる。 昼の学校は、とても窮屈な場所だ。 学校のルーツは、明治時代の富国強兵で、 国という大きな機械を動かすための工業部品を作るための場所。 しかし、人間は、機械部品のように均一ではない。 45分間、じっと座ってられない人、 どうしても朝が起きれない人、 勉強が嫌いで、仕方がない人… しかし、彼らにも、一つくらいは、良いところがあるはずだ。 たまたま学校という場所が合わなかっただけで、 定時制高校の同級生には、何かしらの能力な特化した人が多い。 プロゲーマーとして、スポンサーがつくほど、ゲームが上手い人、 トレカの価値を一瞬で言い当てられるほど、 トレカに詳しいオタク、 宝塚歌劇団のバックミュージシャンを担当するほど、バイオリンが上手なバイオリニスト… これだけ魅力的な要素があるのに、 昼の学校では、学校に適合できないだけで、ダメ人間のレッテルを貼られる。 私は、忘れ物が多すぎて、 昼の学校では、ダメ人間として扱われていた。 プレゼンをさせたら、学年一位を取るほど、プレゼンがうまくて、 北新地の音楽バーで、司会を任せられるほど喋りが得意。 読書感想文を書けば、いつも何かしらの賞を取るほど文章も得意だ。 ピアノだって弾けるし、学校の成績も悪くない。 しかし、忘れ物が多いというだけで、ダメ人間扱いされる。 定時制高校には、ダメ人間として扱われすぎて、 自己肯定感がズタボロになっているような子も少なくはない。 私は、周りになんと言われようが、 自分の存在を肯定することをやめなかった。 学校という場所が、自分に合わないだけで、 社会に出れば、何かしらの形で、評価してくれる人が現れるはず。 忘れ物が多いなら、IT機器などで対策できる仕事を選べばいい。 社会に出れば、忘れ物が多いことなど、 大した問題にはならない。 社会で生きるために必要なことは、学校が勝手に決めた規範を守ることではなく、 人の苦しみを取り除き、楽を与えることだ。 人は、そういう人間に、価値を感じて、 給与という名の「布施」を支払う。 人の苦しみや楽しみは、多様だ。 仕事を辞めたいけど、言いにくい人は、 退職代行に価値を感じるだろうし、 ゲームを見るのが好きな人は、スポンサーになってまで、 推しのゲーマーを応援しようとする。 だから、定時制には、学校非適合でも、 社会で難なく生きている人がたくさんいる。 しかし、学校は、人に価値を与える方法はおろか、 人に価値を与えることが、生きる術であるということすら教えない。 確かに、規範を学ぶことも、社会で生きるのに、必要なことではあるが、 私は、学校が教える規範にすら、疑問を感じている。 規範というのなら、なぜ、いじめっ子が普通に生きて、 いじめられっ子が転校しなければならないのか? 学校は、国の最高法規である憲法すら守らない人間を野放しにしているのが現状だ。 大人の世界で、人を殴れば暴行罪、傷害罪、 悪口を言えば侮辱罪、名誉毀損罪。 悪質なケースであれば、刑事事件にして、相手を社会的に殺すのもアリ、 民事事件にして、相手から金を巻き上げるのもアリ。 法治国家では、法律が、自分の身を守る盾になる。 しかし、子供の世界では、子供のやることだからといって、矮小化されがちだ。 いじめの犯人を見つけて、大人が謝らせたとしても、 いじめはなくなるどころか、火に油を注ぐ結果になるのが相場だ。 「ごめん」で済まないから、警察が必要なのである。 人間が人間である以上、いじめは無くならない。 いじめをなくすよりも、いじめに遭遇したときに、 どう対処するのかを学ぶ方が建設的だ。 これは学校のみならず、社会でも同じだ。 社会人をやっていると、パワハラ上司や、 嫌なお局さんに遭遇することもある。 もしも、学校で、いじめに対する対処法を学んでいれば、 理不尽から身を守ることができるだろう。 憲法違反を「ごめん」で済ませようとする学校が、規範を教えるなんて、笑わせる。 そんな場所で、ダメ人間だと言われても、気にするな。 むしろ、学校の方が異常な場所であり、 適応できなかったところで、何も問題はない。 たまたま学校という場所が合わなかっただけで、 チミたちが、無理せず生きられる場所はたくさんある。

    枢木レイ
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  29. 4/19 (土) 23:14

    青春リセットボタン「教員編」

    定時制の生徒は、個性豊かだが、 教師陣も、多様なキャリアを持つ、個性的な教員が多い。 IT企業で、役員クラスにまで上り詰めたが、 日本の未来を支える若者と関わる仕事がしたいと考えて、教員に転職した情報教諭。 ポスドクとして、低収入で働いていたが、 愛する家族を守るために、転職した理科の先生。 私立高校のブラックな環境に嫌気が刺して、 大阪府に転職した国語の先生。 実家がお寺で、宗教学に詳しい社会科の先生。 最初は、気難しそうな先生に見えたが、 彼の倫理の授業は面白く、生徒からも慕われている。 ※高校の倫理では、心理学や哲学、宗教学や社会規範などを学ぶ。 教員生活に情熱を注いできた定年間近の女性教員は、 私同様に、働く女性特有の悩みを抱えた経験があり、仕事の相談に乗ってくれた。 クラス担任だった情報の先生は、 技術職である私と同じような不満を持っていた。 技術者だからと言って、パソコン関係の仕事を何でも押し付けてくるが、 パソコンはあくまで、仕事を効率化させるためのツールにすぎない。 例えば、成績を作るソフトひとつを取っても、 成績の付け方が分からなければ、 システムを作ることができない。 しかし、素人は、パソコンの専門家に任せれば、何でもできると思ってる。 技術職は、何でもできる魔法使いではない。 彼女は、私のことを、高く買っている。 受験先の大学に提出する調査書のコメントには、 「頭脳明晰で、好奇心旺盛。 物事の本質を見抜く能力があり、 自分の考えを、的確に表現することができる。 委員長やクラブの部長を務めるなど、リーダーシップがあり、クラスメイトからの人望が厚い」などと、褒めちぎってくれた。 私は、個性的な経歴を持つ教員の話を聞くのが好きだった。 学校で学べることは、勉強だけではない。 一人の人間として、教員や生徒と向き合うことで、 多様な価値観や生き方に触れることができる。 勉強といえば、その道の学問を極めた人から学ぶものだと考える人が多いが、 高校レベルの勉強は、わざわざ学校に行かなくても、ネットで身につけることができる。 しかし、人の生き様や価値観は、人に触れ合うことでしか学べない。 ゆえに、在学中は、勉強という勉強をしてこなかったが、 様々な価値観に触れた経験は、私の人生観にも大きな影響を与えている。

    枢木レイ
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  30. 4/18 (金) 20:37

    青春リセットボタン「生徒編」

    青春リセットボタン「生徒編」 定時制=働くヤンキーのイメージがあった。 家庭の事情で、働かざるを得ないヤンキーが、 それでも高卒資格を取りたくて、作業着で勉強をする場所。 しかし、現代の定時制高校は、事情が変わっているらしい。 バイトをしている子は多いが、 家計を支えるために、正社員として働く人は、全体の1割にも満たない。 正社員1割未満、バイト6割、仕事をしていない専業学生が3割強という構成だ。 どちらかと言えば、何かしらの理由で、中学や全日制高校で落ちこぼれた人が集まるフリースクールと化している。 落ちこぼれる理由は様々だ。 勉強が苦手で、公立に入れなかったが、 経済的な問題で、私立に行けないから定時制に進学した人、 起立性低血圧で、朝に登校することが難しい人、 いじめで、学校に苦手意識を感じているが、 それでも高校は卒業したいと思って、頑張っている人、 発達障害で、全日制に馴染めない人、 家業が好きで、家の仕事を手伝いたい人、 10代で出産して、高校を中退したシングルマザーなど。 しんどい子が多いので、生徒の数に対して、教員の数が多い。 全日制高校は、40人クラスに担任と副担任がつくことが多いが、 定時制では、20人クラスに担任と副担任がつく。 全日制高校では、毎日学校にいくのが当たり前だが、 定時制には、それすらも難しい子がたくさんいる。 ゆえに、定時制は、学校に通っているだけで、 「今日も学校に来て、えらいね」と褒められる。 定時制と言えど、出欠には厳しい。 出席率が80%を下回ると、単位が危なくなってくる。 中学までは、不登校でも、卒業させてくれるが、 高校は、学校に行かなければ卒業できない。 本来、高校とは、必要な単位を取って、高卒資格を取るための場所だ。 必要な出席日数を満たし、テストで欠点を取らない程度に、勉強すれば、卒業はできる。 だから、定時制の先生は、学校に来ること以外のものを求めない。 部活や勉強に関しては、やりたい生徒だけ、やればいいというスタンスだ。 次回は、個性豊かな教員陣について書こうと思う。

    枢木レイ
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