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枢木レイさんのブログ2025年4月のアーカイブ

  1. 4/25 (金) 22:10

    Apple信者が選ぶベスト・オブ・Apple製品

    私は、Apple製品が好きすぎて、 一通りのApple製品を買い集めた。 iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、AirPods、Apple tv。 中でも、最も買って良かったと思ったのが、 AirPods Pro 2だ。 AirPodsは、初代が発売された頃から気になっていたのだが、 耳が小さすぎて、ファット感がなかったので、購入を見送っていた。 しかし、AirPods Pro 2から、XSサイズのイヤーチップが登場し、 耳の小さい私でも、使えるようになった。 これは買い時だと思い、Apple公式でポチる。 正直なところ、音質には期待していなかった。 同じ金額を出すなら、BOSEやSONYなど、 音響に特化したメーカーの商品の方が、 音質は優れているだろう。 私が、AirPodsに期待していたのは、 他のApple製品との親和性だ。 それまでは、BOSEのワイヤレスイヤホンを使っていたのだが、 私は、iPhoneだけでなく、MacやiPadも使うので、 その都度、接続し直すのが面倒だと感じていた。 しかし、AirPodsなら、何も操作をしなくても、 常に自分が使っている端末に、接続される。 例えば、Macで音楽を再生している時に、 iPhoneで、音楽を再生すると、 自動で、iPhoneに接続されて、iPhoneで流している音楽が再生される。 それだけではない。 AirPods Proのノイズキャンセリング機能が最強すぎて、 AirPodsなしの生活が考えられなくなった。 昔から、騒音が苦手だ。 HSPを自称するほどではないが、 映画館の大きな音が苦手で、映画館に行けない。 子どもの頃は、掃除の時に、一斉に机を引く音が苦手で、 掃除の時間になると、教室から逃げ出すことが多々あった。 私からすれば、机を引く音と、黒板を爪で引っ掻く音は、同じようなものだ。 教師は、掃除をサボりたくて、逃げていると思っていたらしく、 私のことを怠け者だと言ったが、決して掃除をサボりたくて逃げているわけではない。 机を引く音が不快だから、逃げている。 しかし、子どもの頃は、不快な気持ちを表現する能力が未発達で、 うまく伝えることができなかった。 ASD(自閉症スペクトラム)にありがちな現象だな。 ASDの人は、感覚が過敏であることが多く、 気持ちを表現する能力に欠けている。 ゆえに、学校でトラブルを起こしやすく、 教師からは、厄介者として扱われがちだ。 その結果、定型発達者に比べて、怒られる頻度が高く、自己肯定感が下がりやすい。 実際に私も、子どもの頃は、自分が何もできない人間だと思い込まされていた。 IQが高いので、勉強の出来は良かったが、 それ以上に、問題行動が多いから、 勉強ができても、褒めてもらえない。 学校に適応するために、イヤーマフを勧めるケースもあるが、 悪目立ちして、いじめのターゲットになりやすい。 大人になると、ある程度の騒音には耐えられるようになったものの、 騒音がストレスであることに変わりはない。 しかし、AirPods Pro 2によって、 私のQOLは爆上がりした。 騒音のストレスがなくなり、毎日が快適だ。 あまりにも快適すぎて、2台目を購入した。 AirPods Proはすごい。 騒音に悩んでいる人は、ぜひ試してみてほしい。

    枢木レイ
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  2. 4/23 (水) 21:58

    青春リセットボタン「学校非適合者」

    定時制高校は、中学や全日制高校で、落ちこぼれた人が集まる。 昼の学校は、とても窮屈な場所だ。 学校のルーツは、明治時代の富国強兵で、 国という大きな機械を動かすための工業部品を作るための場所。 しかし、人間は、機械部品のように均一ではない。 45分間、じっと座ってられない人、 どうしても朝が起きれない人、 勉強が嫌いで、仕方がない人… しかし、彼らにも、一つくらいは、良いところがあるはずだ。 たまたま学校という場所が合わなかっただけで、 定時制高校の同級生には、何かしらの能力な特化した人が多い。 プロゲーマーとして、スポンサーがつくほど、ゲームが上手い人、 トレカの価値を一瞬で言い当てられるほど、 トレカに詳しいオタク、 宝塚歌劇団のバックミュージシャンを担当するほど、バイオリンが上手なバイオリニスト… これだけ魅力的な要素があるのに、 昼の学校では、学校に適合できないだけで、ダメ人間のレッテルを貼られる。 私は、忘れ物が多すぎて、 昼の学校では、ダメ人間として扱われていた。 プレゼンをさせたら、学年一位を取るほど、プレゼンがうまくて、 北新地の音楽バーで、司会を任せられるほど喋りが得意。 読書感想文を書けば、いつも何かしらの賞を取るほど文章も得意だ。 ピアノだって弾けるし、学校の成績も悪くない。 しかし、忘れ物が多いというだけで、ダメ人間扱いされる。 定時制高校には、ダメ人間として扱われすぎて、 自己肯定感がズタボロになっているような子も少なくはない。 私は、周りになんと言われようが、 自分の存在を肯定することをやめなかった。 学校という場所が、自分に合わないだけで、 社会に出れば、何かしらの形で、評価してくれる人が現れるはず。 忘れ物が多いなら、IT機器などで対策できる仕事を選べばいい。 社会に出れば、忘れ物が多いことなど、 大した問題にはならない。 社会で生きるために必要なことは、学校が勝手に決めた規範を守ることではなく、 人の苦しみを取り除き、楽を与えることだ。 人は、そういう人間に、価値を感じて、 給与という名の「布施」を支払う。 人の苦しみや楽しみは、多様だ。 仕事を辞めたいけど、言いにくい人は、 退職代行に価値を感じるだろうし、 ゲームを見るのが好きな人は、スポンサーになってまで、 推しのゲーマーを応援しようとする。 だから、定時制には、学校非適合でも、 社会で難なく生きている人がたくさんいる。 しかし、学校は、人に価値を与える方法はおろか、 人に価値を与えることが、生きる術であるということすら教えない。 確かに、規範を学ぶことも、社会で生きるのに、必要なことではあるが、 私は、学校が教える規範にすら、疑問を感じている。 規範というのなら、なぜ、いじめっ子が普通に生きて、 いじめられっ子が転校しなければならないのか? 学校は、国の最高法規である憲法すら守らない人間を野放しにしているのが現状だ。 大人の世界で、人を殴れば暴行罪、傷害罪、 悪口を言えば侮辱罪、名誉毀損罪。 悪質なケースであれば、刑事事件にして、相手を社会的に殺すのもアリ、 民事事件にして、相手から金を巻き上げるのもアリ。 法治国家では、法律が、自分の身を守る盾になる。 しかし、子供の世界では、子供のやることだからといって、矮小化されがちだ。 いじめの犯人を見つけて、大人が謝らせたとしても、 いじめはなくなるどころか、火に油を注ぐ結果になるのが相場だ。 「ごめん」で済まないから、警察が必要なのである。 人間が人間である以上、いじめは無くならない。 いじめをなくすよりも、いじめに遭遇したときに、 どう対処するのかを学ぶ方が建設的だ。 これは学校のみならず、社会でも同じだ。 社会人をやっていると、パワハラ上司や、 嫌なお局さんに遭遇することもある。 もしも、学校で、いじめに対する対処法を学んでいれば、 理不尽から身を守ることができるだろう。 憲法違反を「ごめん」で済ませようとする学校が、規範を教えるなんて、笑わせる。 そんな場所で、ダメ人間だと言われても、気にするな。 むしろ、学校の方が異常な場所であり、 適応できなかったところで、何も問題はない。 たまたま学校という場所が合わなかっただけで、 チミたちが、無理せず生きられる場所はたくさんある。

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  3. 4/19 (土) 23:14

    青春リセットボタン「教員編」

    定時制の生徒は、個性豊かだが、 教師陣も、多様なキャリアを持つ、個性的な教員が多い。 IT企業で、役員クラスにまで上り詰めたが、 日本の未来を支える若者と関わる仕事がしたいと考えて、教員に転職した情報教諭。 ポスドクとして、低収入で働いていたが、 愛する家族を守るために、転職した理科の先生。 私立高校のブラックな環境に嫌気が刺して、 大阪府に転職した国語の先生。 実家がお寺で、宗教学に詳しい社会科の先生。 最初は、気難しそうな先生に見えたが、 彼の倫理の授業は面白く、生徒からも慕われている。 ※高校の倫理では、心理学や哲学、宗教学や社会規範などを学ぶ。 教員生活に情熱を注いできた定年間近の女性教員は、 私同様に、働く女性特有の悩みを抱えた経験があり、仕事の相談に乗ってくれた。 クラス担任だった情報の先生は、 技術職である私と同じような不満を持っていた。 技術者だからと言って、パソコン関係の仕事を何でも押し付けてくるが、 パソコンはあくまで、仕事を効率化させるためのツールにすぎない。 例えば、成績を作るソフトひとつを取っても、 成績の付け方が分からなければ、 システムを作ることができない。 しかし、素人は、パソコンの専門家に任せれば、何でもできると思ってる。 技術職は、何でもできる魔法使いではない。 彼女は、私のことを、高く買っている。 受験先の大学に提出する調査書のコメントには、 「頭脳明晰で、好奇心旺盛。 物事の本質を見抜く能力があり、 自分の考えを、的確に表現することができる。 委員長やクラブの部長を務めるなど、リーダーシップがあり、クラスメイトからの人望が厚い」などと、褒めちぎってくれた。 私は、個性的な経歴を持つ教員の話を聞くのが好きだった。 学校で学べることは、勉強だけではない。 一人の人間として、教員や生徒と向き合うことで、 多様な価値観や生き方に触れることができる。 勉強といえば、その道の学問を極めた人から学ぶものだと考える人が多いが、 高校レベルの勉強は、わざわざ学校に行かなくても、ネットで身につけることができる。 しかし、人の生き様や価値観は、人に触れ合うことでしか学べない。 ゆえに、在学中は、勉強という勉強をしてこなかったが、 様々な価値観に触れた経験は、私の人生観にも大きな影響を与えている。

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  4. 4/18 (金) 20:37

    青春リセットボタン「生徒編」

    青春リセットボタン「生徒編」 定時制=働くヤンキーのイメージがあった。 家庭の事情で、働かざるを得ないヤンキーが、 それでも高卒資格を取りたくて、作業着で勉強をする場所。 しかし、現代の定時制高校は、事情が変わっているらしい。 バイトをしている子は多いが、 家計を支えるために、正社員として働く人は、全体の1割にも満たない。 正社員1割未満、バイト6割、仕事をしていない専業学生が3割強という構成だ。 どちらかと言えば、何かしらの理由で、中学や全日制高校で落ちこぼれた人が集まるフリースクールと化している。 落ちこぼれる理由は様々だ。 勉強が苦手で、公立に入れなかったが、 経済的な問題で、私立に行けないから定時制に進学した人、 起立性低血圧で、朝に登校することが難しい人、 いじめで、学校に苦手意識を感じているが、 それでも高校は卒業したいと思って、頑張っている人、 発達障害で、全日制に馴染めない人、 家業が好きで、家の仕事を手伝いたい人、 10代で出産して、高校を中退したシングルマザーなど。 しんどい子が多いので、生徒の数に対して、教員の数が多い。 全日制高校は、40人クラスに担任と副担任がつくことが多いが、 定時制では、20人クラスに担任と副担任がつく。 全日制高校では、毎日学校にいくのが当たり前だが、 定時制には、それすらも難しい子がたくさんいる。 ゆえに、定時制は、学校に通っているだけで、 「今日も学校に来て、えらいね」と褒められる。 定時制と言えど、出欠には厳しい。 出席率が80%を下回ると、単位が危なくなってくる。 中学までは、不登校でも、卒業させてくれるが、 高校は、学校に行かなければ卒業できない。 本来、高校とは、必要な単位を取って、高卒資格を取るための場所だ。 必要な出席日数を満たし、テストで欠点を取らない程度に、勉強すれば、卒業はできる。 だから、定時制の先生は、学校に来ること以外のものを求めない。 部活や勉強に関しては、やりたい生徒だけ、やればいいというスタンスだ。 次回は、個性豊かな教員陣について書こうと思う。

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  5. 4/17 (木) 18:18

    青春リセットボタン「入学試験編」

    中学卒業後に、公立の全日制高校に進学したが、 在学中に始めた仕事が忙しくなり、定時制高校に編入学した。 あえて通信制ではなく、定時制を選んだのは、 高校生らしい青春を味わいたかったからだ。 夜間学校は、全日制と同じように、 部活や行事が充実していて、 文化祭、体育祭、修学旅行など、 高校にありがちな行事は、一通りある。 仕事はしたいが、高校生活も楽しみたい。 そんな私にとって、定時制高校は理想の学舎だった。 全日制高校では、陰キャな自分にコンプレックスを感じつつも、 自分を変えることができなかった。 全日制高校は、地元の高校だったので、 小中学校での思い出が、セーブデータとして残っている。 そのセーブデータを上書きして、陽キャになろうとすると、 「高校デビュー」と揶揄され、デバフがつく。 ※デバフ=ゲームの世界で、能力を低下させたり、状態異常をつけるなど、的にハンディを与える効果を意味する。 しかし、神戸から大阪に越してきたことで、 まっさらなセーブデータで、高校生活をプレイすることができるようになった。 次こそ、全力で青春を謳歌してやる。 そんな気持ちで、願書を書いた。 定時制高校といえど、編入学試験がある。 国数英の筆記試験と面接だ。 筆記試験の範囲は、中学の入門レベルで、 公立高校の入試問題よりも簡単だった。 面接では、前の学校を辞めた理由や、 仕事との両立について聞かれた。 仕事が好きで続けたいが、昼の学校と仕事の両立が難しくなったので、 授業時間の短い定時制に編入しようと思ったと回答した。 試験はあるが、合格率はほぼ100%。 当日に、試験を受ければ、テストの点数が0点でも、合格できる。 それでも試験をするのは、クラス分けの参考にするためだ。 定時制の生徒の中には、小学校から不登校で、掛け算の九九でさえも危うい人がいる。 爺さん世代では、中学卒業の資格はあるが、 家庭の事情で、働かざるを得ず、事実上の小卒という人もいたりする。 そんな人たちが、通常クラスで授業を受けても、ついていけないから、成績順でクラスを分ける。 その参考のために、筆記試験があるだけで、 合否を決めるためのものではない。 普通に、試験を受けた私は、めでたく合格し、社会人学生になった。

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  6. 4/16 (水) 9:29

    りりちゃんに減刑を求めるツイフェミの思考回路

    いただきりりちゃんは、詐欺罪と脱税で、 懲役8年6ヶ月、罰金800万円の判決を受けた。 この判決に対して、ツイフェミ界隈が、 減刑しろなどと署名活動をしているらしい。 「りりちゃんは、ホストに騙された被害者」とか、 「おぢに夢を見せてあげたのだから正当な対価だ」とか。 この手の主張をする人は、 一、宗教レベルで、女性は圧倒的な弱者だと思ってる。 一、詐欺罪の定義を理解していない。 一、脱税の罪を甘くみている。 百歩譲って、肉体面で、女性が弱いという主張は認めてやろう。 しかし、騙される騙されないに関して、 女性を弱者と擁護するのには、限界がある。 なぜなら、それは肉体的なハンディによるものではなく、知能の問題であるからだ。 女が騙されるのは可哀想だけど、男は自業自得というロジックは、 遠回しに「女は馬鹿な生き物だ」と主張しているようなもの。 フェミニストが本当に叩くべきなのは、 「女は馬鹿だ」という思想ではないのだろうか。 詐欺罪の成立条件は「家賃が払えない」などと、嘘をついてお金を騙し取ること。 マジで、家賃が払えなくて、受け取ったお金の全てを家賃に使ったのなら、詐欺罪は成立しない。 リリちゃんは、家賃の支払いといいつつ、 そのお金を、ホストに使っていたから、詐欺罪が成立した。 この手の話は、キャバクラなどでも、 よくある話として、矮小化されがちだ。 「家族が病気でお金が必要」とか、 同情を誘うような設定を作って、 裏では、ホストに貢いでる…みたいな。 だから、この手の犯罪に対して、詐欺罪であるという認識が薄い。 そんな世の中だから、安易に「詐欺マニュアル」と契約して、魔法少女になる若い女が続出したのだろう。 「おぢ」という魔女を討伐する使命と引き換えに「お金」という希望を手に入れる。 ※詳細は「魔法少女まどか☆マギカ」を見てくれ。鬱アニメだから閲覧注意だけど、マジで面白い。 魔法少女の末路は、悲惨だ。 刺されたライバーのように、おぢという魔女に殺害されるか、 詐欺罪や脱税で訴えられることで、自身が社会共通の討伐対象=魔女になる。 私自身、おぢに夢を見せて、お金を受け取ることが、必ずしも悪いことであるとは思っていない。 例えば、看護師になりたいとか、何かしらの夢があるけど、 学費や、在学中の生活費がきついから、 夢に共感してくれる男性から援助を受けるとか。 要は、おぢを「あしながおじさん」に仕立て上げる作戦だな。 おぢは若くて可愛い看護師の卵を応援することで、承認欲求が満たされ、 若い女は、若さという資本を金に変えて、 日本の未来を支える看護師になる。 …いい話じゃないか。 どのみち、女は若いだけで稼げなくなる時期が来る。 能力がなくても、若さだけで稼げるうちは、キャリアに投資した方がいい。 しかし、お金を受け取る側にも覚悟は必要だ。 人様からお金をもらって、勉強をさせてもらっている立場なのだから、無駄遣いは許されない。 ホスト遊びなんて、論外だ。 人に夢を見せるには、それくらいの覚悟と誠意が必要だと私は思う。 受け取ったお金の全てを、 教材費や学費、常識の範囲内での生活費等に充てれば、詐欺罪は成立しない。 訴えられるリスクに備えて、 家計簿をつけたり、学費や教材費の領収書を取っておくといいだろう。 ただし、受け取った金額が、年間110万円を超える場合、 確定申告をしなければ、脱税になる。 今回のりりちゃんの件も、脱税が主な争点になった。 実は、詐欺罪よりも、脱税の方が罪が重い。 詐欺罪が10年以下の懲役であるのに対し、 脱税は、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金、その両方が課されることもある。 脱税を放置すれば「りりちゃんがあれだけの額を脱税してるのだから、 私も大丈夫だよね」などと言って、 税の支払いを逃れようとする人で溢れてしまう。 しかも、りりちゃんのニュースは、 全国レベルで報道され、社会的な影響力も大きい。 ここで、りりちゃんをシメておかなければ、 国税庁がなめられることになる。 そう考えれば、りりちゃんの懲役8年が重すぎるとは思えない。 なぜ、今更、りりちゃんをネタにしたのかって? 実は、最近、彼女に関する面白いネタを見つけたんだよね。

    枢木レイ
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  7. 4/13 (日) 2:52

    筋肉は世界を救う

    私の趣味の一つに、筋トレがある。 きっかけは、介護施設の防災訓練だった。 介護施設で防災訓練をした時に、 入居者さんと一緒に、避難の練習をしたのだが、 私の力では、高齢者を抱えて逃げられない。 職場の同僚に、後期高齢者の女性職員がいたのだが、 私が、高齢者を助ける方法を考えている時、彼女は、私にこう言った。 「あなたは未来ある若者で、ここにいる高齢者の余命は、長くても10年。 もしもの時は、高齢者を見捨てる勇気も必要だ。」 しかし、私は、高齢者を置いて、自分だけが逃げるような真似はしたくない。 みんな孫のように可愛がってくれて、 私の仕事を手伝ってくれたり、 昔の恋バナに花を咲かせることもある。 認知症だから、理不尽にキレられたり、殴られたりすることもあるが、 それは病気だから、仕方がない。 どんなに理不尽な目に遭っても、私にとっては、 孫のように可愛がってくれる爺さん婆さんだ。 そんな高齢者を置いて逃げたら、 一生、後悔することになるだろう。 みんなを守るには、人を抱えて逃げられるだけの体力と筋肉をつけなければならない。 そんなこんなで筋トレを始めたが、 筋トレのメリットは、想像以上に大きかった。 筋肉をつけるには、筋トレ以外にも、やらなければならないことがたくさんある。 一、適切な食生活、 一、良質で適切な量の睡眠。 つまり、健康を意識した生活が必須だ。 良質な睡眠をとるために、せんべい布団から、コアラマットレスに乗り換え、 筋肉をつけるために、タンパク質を優先的に摂取した。 すると、筋肉がつくよりも先に、肌の調子が良くなる。 筋トレといえば、プロテイン(タンパク質)だが、 タンパク質は、筋肉のみならず、 美しい肌や髪を作るために、必須の栄養素だ。 ゆえに、プロテインを日常的に使用しているボディビルダーは、肌が綺麗な人が多い。 私は、基礎化粧品の類いを使わないのだが、 運動をして、タンパク質を摂取していれば、 基礎化粧品を使わなくても、美肌を維持することができる。 体だけではない。 筋トレを始めたことで、自己肯定感が爆上がりし、 メンタルヘルスにも、良い影響を与えた。 筋トレは、分かりやすい形で、結果に出る。 それは、筋肉量の増加かもしれないし、 持ち上げられるオモリの重さかもしれない。 私は、肉体面で男性に劣っていることに、 コンプレックスを感じていた。 最近は、男女平等が叫ばれ、男性以上に稼ぐ女性も少なくはない。 しかし、女性の中には、同等の給与をもらっているのにも関わらず、 力仕事を男性に丸投げする人がいる。 身体的特性を考えると、致し方ないことではあるが、 同じ給与をもらっているのに、同じ仕事ができないのは悔しい。 しかし、筋トレによって、並みの男性以上の筋力を得ることができ、 力仕事も、それなりにこなせるようになった。 今の私は、女性が持つ美しさと、男性の持つ筋力の両方を持った最強の人間だ。 女を武器にして戦うことも、筋肉を武器して戦うこともできる。 コスパという観点でも、非常に優れている。 自重トレーニングなら、無料でできるし、 コンビニジムに通っても、月数千円程度だ。 月数千円で、心身ともに健康になれるのなら、安いものだと思う。 冒頭で、介護施設の防災訓練をきっかけに、 筋トレを始めたと書いたが、 消防士のYouTuberも、 最強の防災法は、体力や筋肉をつけることだと言っていた。 大きな地震の時は、消防士の数が足りなくなって、 民間人が、救助に参戦するような状況も想定される。 民間人でも、体力があれば、困っている人を助けられるかもしれない。 私は昔から、ヒロインよりも、ヒーローに憧れていた。 王子様に救われるのを待つ姫様ではなく、 ワンパンで、世界を救うヒーローになりたい。 今日も世界を救うために、自分の限界にチャレンジするぜ!

    枢木レイ
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  8. 4/8 (火) 2:42

    親孝行とは?

    児童養護施設の職員の労働環境は、過酷だ。 週休1日制で、16時間拘束の当直が6日もあるのに、年収は350万前後。 これは、あくまで私が世話になった児童養護施設の話だが、 国から支払われる報酬を考えると、 このような労働が常態化していると考えられる。 しかし、施設の職員は、ブラックな労働環境ながらも、真面目に働いていた。 子どもにとって職員は、親同然の存在だ。 とても大変な仕事だが、彼女たちは、 限られた予算の中で、私たちを喜ばせようと、必死になって考えてくれた。   そんな職員を見て、働くことに希望を持つことができた。 仕事は大変だが、誰かのためを思って働くことで、喜んでくれる人がいる。 私は、職員のことを、スーパーウーマンだと信じていたので、 職員のいうことは聞いていた。 しかし、一つだけ、腑に落ちない言葉があった。 「女の子なんだから、家事ができなければ結婚できない」という言葉だ。 中学生の頃は、女子寮の中でも、トップクラスで、家事が苦手だった。 私は、主婦として生きる人生よりも、 バリバリに稼いで、結婚なんてしなくても、 自活できるような生き方に憧れていた。 なんなら、主夫志望の男性と結婚したいくらいだ。 女も稼げば、家事ができなくても、家事代行さんを雇うか、主夫志望の男性も結婚すれば生きていける。 そして、その仮説は、私が大人になったことで証明された。 家事が苦手でも、家事代行さんを雇えるほど稼げば、何も困らない。 しかし、大人になって、分かったこともある。 職員の言葉は、私の幸せを考えたがゆえの言葉だったのではないか。 児童養護施設の職員は、20代後半から30代前半の女性が多く、 結婚したいとぼやく職員が多かった。 いまだに「女の幸せは結婚」だと考える人は多い。 職員も、そんな価値観に支配された女性のうちの一人だったのだろう。 女性の幸せは、結婚だと信じているから、 私を結婚適合者にさせるための教育をした。 自分の幸福論を、他人に押し付けるのは、どうかと思うが、 それも職員なりの愛情だったのだろう。 しかし、私だって、意志のある人間だ。 周りが「結婚=女の幸せ」と言っても、 私には、私の信じる幸せがある。 いくらスーパーウーマンの言葉とはいえ、そこだけは譲れない。 …普段は、ちゃらんぽらんなのに、 こういうところだけは、頑固なんだよな。 施設にいた頃は、職員と子どもの関係だったが、 施設退所後は、友達のような関係になっている。 あれから私は、家事代行さんに家事を教わることで、家事ができるようになり、 稼ぎも、職員の平均年収を超えてしまった。 それだけでは飽き足らず、今以上に、人の役に立ちたいと思って、勉学に勤しんでいる。 職員は「私よりも立派な大人になったね」と泣きながら笑っていた。 教育に関わる仕事は、時間が経過しなければ、成果が分からない。 ましてや、児童養護施設の子どもたちは、 生育環境で、何かしらの問題を抱えていて、 いただきりりちゃんと紙一重のような人生を生きている子も少なくはない。 施設に入所する子どものうち、 過半数は何かしらの虐待を受けた経験があり、 3割程度が、知的or発達障害だと言われている。 一般家庭の子ども以上に、育てにくいのだ。 そこをカバーするのが、職員の専門性なのだが、 施設の職員が、頑張って教育をしたとしても、 まっとうな人間になれる確率は、一般家庭の子どもよりも低い。 しかし、私が、立派な大人になったことで、 彼女たちの教育が間違っていなかったことを証明することができた。 それが、私にできる最高の親孝行だと思ってる。 「家事ができない女は結婚できない」と言っていた職員は、家事が苦手だったらしい。 家事ができないことによって、 自分の考える幸福を実現できないから、 私には、幸せになって欲しいと思ったんだろうな。 私が、立派になれたのは、職員たちの教育のおかげだ。 職員は、私の方が立派だと言っていたが、 私が職員になっても、ちゃらんぽらんな子どもを量産するだけだろう笑 私に、他人の子どもは、育てられない。 職員たちが、愛情を持って接してくれたことで、 人のために働きたいと思えるようになり、 結果的に、私は、私が思う幸せを手に入れることができた。 立派な親に出会えた私は、幸せ者だ。

    枢木レイ
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  9. 4/7 (月) 1:31

    iPhoneを安く持つ方法

    それは、Apple公式サイトで買うこと。 携帯大手3社は、端末代金を、2万円ほど上乗せしているから、 iPhoneを買うなら、公式サイトで買うのが一番安い。 私は、金利が馬鹿らしいと思うタイプなので、 分割払いを利用したことがない。 どんなものを買う時も、クレカ一括払いで支払う。 現金で支払ってもいいが、クレカだとポイントがつく上に、 信用情報を積み上げることもできる。 私は、iPhoneにこだわりがないので、 iPhoneは、廉価版のSEで十分だ。 自宅には、デスクトップMacがあり、 営業先では、ノートPC代わりに購入したiPad Airを使う。 ゆえに、iPhoneは、メールと電話と最低限のカメラ機能が搭載されていれば問題ない。 その程度の端末に、10万円も払うのは、もったいないと思う。 iPhoneは、アップデートできなくなる直前まで使って、高く買ってくれるところで売る。 ※アップデートできなくなると、端末の価値が下がるから。 Appleは、秋に新OSをアップデートすることが多いので、 夏頃に、売ると良いだろう。 買う時は、CPUが最新のものを買う。 iPhoneのスペック表を見ると、 A16チップなど、Aの後に数字が振られている。 この数字が大きいものが、最新のCPUだ。 Androidではなく、iPhoneを使うのは、 中古でも価値が下がりにくいから。 スマホは、手放す時に、売ることを前提にしているから、 少しでも価値が下がりにくいものが欲しい。 キャリアは、もちろん格安SIMだ。 5年くらい格安SIMを使っているが、 通信品質に不満を感じたことはない。 Apple公式なら、SIMフリー端末が買えるから、 どんな通信会社とも契約できる上に、 売る時に、3000円ほど高く売ることができる。 まとめると、 一、iPhoneは最新OSを買う。 一、公式サイトで、SIMフリー端末をゲットする。 一、格安SIMを使う。 これが私の考える最安で、スマホを買う方法だ。

    枢木レイ
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  10. 4/5 (土) 15:14

    情弱の末路

    「携帯代が1万超えてるから、安くしたい」って友達から相談を受けた。 私は、格安SIMユーザーなので、 大手3社の契約プランは、よく分からないが、 携帯代で月に1万超えは高いと思う。 大手3社の契約でありがちなのが、 一、スマホの分割代金で、高額になっているケース 一、わけのわからんオプションを契約しているケース。 若者に多いのは、スマホの分割代金で高くなっているケースだな。 今のiPhoneは、円安の煽りもあって、 10万円を超えるのが普通だ。 仮にも、残クレでiPhone 16の128GBモデルを購入し、 最低のプランで契約しても、 月々の支払額は、7000円を超えてくる。 ※残クレ=残価設定ローンの略。 https://www.honda.co.jp/HFC/auto/zankure/ わけのわからんオプションを契約してるのは、 高齢者あるあるだな。 初月無料のオプションを契約したら、割引になるから、 最初だけ登録して、後で解約すればいいものの、 解約の仕方がわからず、放置しているパターン。 相談してきた友達は、その両方に当てはまっていた。 わけのわからんオプションに3000円、 家にWi-Fiがないから、ギガ放題の通信料+端末代。 とりあえず、わけのわからんオプションを解約したが、 それでも、1万円を下回らない。 彼女は解約して、格安SIMに乗り換えたいと言ったのだが、 これも、なかなか難しい。 友達が契約しているのは、24回払いの残クレだ。 14万円の端末から、残価の8.5万円を差し引いた金額、 つまり、5万円を24回払いで払っている状態である。 しかも、ローンを組んでから、5ヶ月しか経っていないので、1万円しか返せていない。 残ったローンは13万、 端末を下取りして、残価を相殺しても、 4万円近く払わなければ、解約できない。 しかし、彼女には、4万円を支払えるだけの貯金がないどころか、 iPhoneをローンで買っているという認識すらなかったらしい。 「ローンで買ってるから、4万円近くを払わないと解約できないよ」って言っても、 「ローンなんか、組んだ覚えがない。 だって私は、ローンを組まない主義者だから」ってさ。 …情弱って怖いって思ったな。 そもそも、大手3社の携帯料金が高いのは、 情弱を相手にしたサービスであるからだ。 情報強者は、わざわざショップに行かなくても、 契約から解約まで、全て自己完結できてしまうから、 ショップがなくても困らない。 逆に、ショップに行く人は、 お金持ちで、携帯代が高くても問題ない人か、 窓口がないと不安な人に限られる。 店舗を運営するには、相応の経費が必要だ。 ゆえに、ショップがある大手3社の携帯料金は高い。 携帯ショップのみならず、銀行などでも同じことが言える。 窓口のないネット銀行を利用すれば、高い手数料を支払わなくてもいい。 どうせ、銀行に行っても、住宅ローンの乗り換えや、 胡散臭い投資の営業をされるだけだ。 間違っても、営業マンの口車に乗せられてはいけない。 奴らは、投資のプロではなく、 銀行にとって、都合のいい商品を売りつけるプロなのだ。 お客様の都合なんて、微塵も考えていないって、元行員の祖父が言ってた笑 いつの時代も、弱者は搾取されるが、 今の時代における弱者は、知らない人たちだ。 私に、携帯代を安くする方法を聞いてきた友達は、 知らないことを調べる前に、誰かに相談する。 もちろん、私が、格安SIMを勧めたところで、 これといった利益は発生しないため、最善策を考えるだろう。 しかし、相談する相手を間違えれば、金の亡者のカモにされる。 人間の脳は、自分達が思っている以上に怠け者だ。 脳は体重の2%しかない小さな臓器だが、 基礎代謝の20%以上のエネルギーを使う。 ゆえに、脳は、できることなら、サボりたいと思ってる。 脳がサボること=考えることを放棄することを意味する。 確かに、考えることは面倒くさいことだ。 私も、今日の晩ご飯のことだけ考えていれば、 困らない世界線に転生したい笑 しかし、私がいる世界は、考えることを放棄した瞬間に奪われる世界だ。 考えることをサボらなかった強者は、 考えることをサボった弱者から、あの手この手で金をむしり取る。     情弱として搾取されないためには、 一、まずは自分で調べてみること。 一、相談相手を選ぶこと、だな。 考えることをやめてはいけない。 次回は、格安でスマホを買う方法について、書こうと思う。

    枢木レイ
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  11. 4/1 (火) 20:36

    密かに楽しみにしている漫画の話

    数年前から、単行本の発売を楽しみにしている漫画がある。 講談社のヤングマガジンで連載されている、 「満州アヘンスクワッド」という漫画だ。 大日本帝国が満州を支配していた時代。 アヘンで中国全土を支配しようと企む若い男女の物語だ。 主人公の男は、生活のために、純度の高いアヘンを製造し、 マフィアの娘とタッグを組んで、金儲けに勤しむ。 作品の冒頭では、満州国最後の皇帝の妻「婉容」について書かれている。 アヘンの魔力に取り憑かれた者の最期は虚しい。 美しかった姿は見る影もなく、糞尿に塗れて、死んでいった。 金は命より重い。 アヘンを生業とする者を象徴するような言葉だ。 アヘンは、人の不幸の上に成り立つビジネスだから、アヘンはない方がいい。 しかし、アヘンは、貧困にあえぐ地域に住む人にとって、とても魅力的なビジネスだ。 人の不幸の上に成り立つビジネスは儲かる。 炭鉱の街だったフィラデルフィアという都市は、 炭鉱産業が衰退した後、ゾンビタウンと化した。 炭鉱で儲けられなくなった人たちが、 麻薬で一儲けしようと、違法薬物を売り捌く人が出てきたからだ。 Googleストリートビューで、 フィラデルフィアの街を見てみると、 ゾンビと化した人を見つけることができる。 この問題の根底にあるのは、 麻薬ビジネスで、生計を立てている人がいることだ。 遊ぶ金欲しさで、売人をやっているわけではない。 生きるために、不幸を切り売りしていることが問題なのである。 薬物のみならず、軍事産業でも同じことが言える。 戦争はダメだと言いつつも、やめられないのは、 軍事産業で、おまんまを稼いでいる人がいるから。 世界の軍事費3日分で、全世界の子供達が、 小学校に通えるようになる。 どちらが、有効なお金の使い道か。 小学生でも理解できる問題であるはずなのに、 おまんまの前では、正しい判断ができない。 満州アヘンスクワッドの主人公も同じ。 決して、贅沢がしたくて、麻薬を製造しているわけではない。 家族に楽な暮らしをさせたくて、 仕方なく、他人に不幸を売りつけている。 いくら、おまんまのためとはいえ、 人に不幸を売りつける仕事は良心が傷つく。 決して褒められた仕事ではないが、 家族のために、良心を売る主人公を否定することはできない。 どんな人間も、身内が一番かわいいものだ。 人に不幸を売りつけなくても、 おまんまが稼げる私は、幸せ者だ。 決して、すごい仕事をしているわけではないが、 私の仕事は、人に幸福を与えている。 しかし、現代にも、不幸を売ることでしか、食っていけない人が存在する。 人間が人間である以上、不幸を売るビジネスは、なくならないだろう。 もしも、日本が不幸を売ることでしか生きていけない国になったら… 考えたくもないが、ありうる話ではある。 そんな時、私はどこまで人間らしさを保つことができるのだろうか? 私は、最後の最後まで、変えられぬ運命に抗える人間でありたい。

    枢木レイ
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